東京都にお住いの30代女性「CK」さんの「4回目の転職」で「成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「CK」さんが前職を選んだ理由
開発しているアプリをユーザーとしてよく使っており、すごく好きだったのでそのバックオフィスがどんなものかを知りたかったためです。
出産後初めての仕事だったため、女性に優しい労務環境がある職場がよく、前職は子供がいるお母さんが働きやすい環境を提供していると雑誌に書いてありかつ取材も受けていたので、そのような環境下であれば我慢せず自分のキャリアアップにつなげられると思いました。
ネームバリューもあるので、もし次転職となった場合に有利になるとおもって入社を決めました。
前職の詳細
- 業種:IT・通信系
- 職種:人事
- 従業員規模:1001名~
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:なし
- 雇用形態:契約社員
- 在籍期間:6ヵ月未満
前職の業務内容
人事の採用アシスタントで、主に中途採用チームのエンジニア職の担当でした。
私が業務として任せられていたのは、グローバル人材の書類審査、Githubでの課題内容確認依頼、面接官の日程調整、オファー面談対応などでした。
採用実務以外にも社外向けミートアップイベントの企画、運営などもしておりました。
あまりにも業務タスクが多かったため自動化について勉強をして、自動化のツールを使って日々行なっている業務を自動化にしました。
「CK」さんの転職のきっかけ
前職が契約社員だったため、当初は採用アシスタント第1号としてお試しで採用するといわれており、もしアシスタントは不要と役員が判断した場合6ヶ月で契約が満了になると言われていました。
実際に採用実務は非常に忙しくアシスタント以上のリクルーター並みの仕事をしていたのですが、期末を迎えたタイミングで役員が人事チームに充てられる予算が前期より少なくなってしまうとのことで契約満了で終了と通告されたので転職をしました。
「CK」さんが転職活動で重要視していたこと
前職では、どんなに頑張っても、周りのチームに認められても最終的には役員が人事予算というのを決めてしまうので契約社員が一番にきられるのだなと身にしみて感じました。
なので転職先での絶対条件として「正社員」で働ける職場をさがしました。
次に条件としてもっていたのは「17:30で帰れる職場、もしくはフレックス」でした。
ワンオペ育児だったため保育園のお迎えに間に合わなければいけなかったため、その二つを絶対条件としていました。
「CK」さんの転職活動の進め方
前回はリファラル採用で応募したため、今回はエージェントを利用しました。
エージェントだと就職が決まるとエージェントフィーを払わないといけないため、企業側も慎重に選定するという話を聞いていたために次こそは契約社員ではなく正社員でかつ長く働ける職場が良かったために吟味するためにもエージェントを使って転職活動をしようと決意しました。
2-3社ほど使いましたが、最終的メインで斡旋してもらっていたのは知り合いが働いていたエージェントでした。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:2社
- 転職活動開始:2018年11月頃
- 転職活動期間:1ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年1月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
エージェントを使うと、書類選考通りやすい履歴書を作らないといけなかったため、通常の業務をしながらその作業を行うのは大変でした。
また絶対条件の2つを探し出すのはエージェント側も苦労していました。
かつ通常業務中はなかなか電話にでれなかったため、基本的にエージェントにはラインかメールでお願いしていました。
前職がフレックスでコアタイムが12時からだったため、面接があるときは朝一(9時から)などでお願いして通常業務に負担かけないように工夫しておりました。
「CK」さんが転職先を選んだ理由
採用管理システムを販売している会社だっため、実際にシステムを使っていた人事の経験を活かせると思ったためです。
前職で使っていたシステムが使いづらく、データ・ドリブンができない仕様になっていたため、採用進捗を別途グラフを作成しないといけなかったり、フローなどをエクセルで管理しないといけなかったため、そのような対応をしている人事をサポートしたいとおもい、採用管理システムの導入顧客対応の会社を選びました。
まだベンチャーな企業でしたが、伸びしろがあるとおもい急成長する前に自分自身のキャリアを積みたいと思いました。
転職後の詳細
- 業種:IT・通信系
- 職種:カスタマーサクセス
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:なし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
システムを導入した企業への運用に乗るまでのサポート。
運用後のアフターケアやオプションをつけられる際の使いこなせるまでのサポートや、新規導入企業向けの運用講座の開催(週1-2回)、社内会議の仕切りや議事録担当をしています。
新人入社時の研修内容を考案したり、新人の育成担当も定期的にやっております。
もうすぐオフィスを移転するため、その新オフィスのレイアウトや、設置用品などをプロジェクトメンバーとミーティングを行います。
「CK」さんの転職は「成功」だった
絶対条件にしていた2つをクリアになった職場環境だったので、非常に働きやすくベンチャー企業なので、一人一人へ求められる業務が非常に責任感高いのでやりがいを感じてます。
また入社時に子供がいる旨も伝えていたため、子供が熱出したり参加しないといけないイベントなどがあった場合に融通がきくのはすごくいいです。
ただ融通がきくぶん、自分が任された業務は自分で全て行わないといけないため、家に仕事をもちかえることもまちまちにあるので、それが大変です。
「CK」さんの転職を振り返っての感想
契約満了までの時間が迫っていたため、最後内定をもらうまでは少し焦ってしまった部分があったかと思います。
内定をもらっても、もうすこし転職活動を続けて、企業ごとで比較などしてから転職を決意すればよかったと感じています。
結果いい職場で一緒に働く人が本当にいい人たちばかりなので、転職先にしてよかったと感じていますが、まだ子供が小さいためもう少しメガベンチャーにしておけば自分への負担が減ったのでは思います。
「CK」さんの今後の目標
この会社で子供がいる女性社員が2人しかいないので、子供がいてもちゃんと働ける実績を残したいと考えています。
また職種柄、女性社員が8割を占めており、今後結婚や出産のステージチェンジなどでキャリアを考え直さないといけない人が出てくるかとおもうのでそーいう方へ気軽に相談が乗れる存在になりたいと思います。
また2人目も欲しいと思ってるので、この会社でまだ産休をとった方がいないため自分から新しい制度を作る対象になっていきたいと考えています。
「CK」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
転職する際に絶対条件にするのは人それぞれかと思いますが、私がいままで働いてきて働く上で大事にするべきポイントは「人の良さ」だと思います。
もちろん職務内容も自分自身がどれだけ打ち込めるのか、全うできるのかをベースに考えるのも大事かと思いますが、一緒に働く社員が性格が悪いと鬱になったり、揚げ足をとりあうようなひどい環境だとパフォーマンスがあがらない可能性があると思います。
なので私は「働く仲間が一緒に働く仲間をリスペクトできる環境」でかつ職務内容が自分がやりたい仕事を大事に転職活動を行いました。