愛知県にお住いの30代男性「しん」さんの「5回目の転職」で「成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「しん」さんが前職を選んだ理由
IT系の会社を探していた。
プログラム開発のようなパソコンにがっつり向き合ってがりがりキーボードを打ち込む仕事ではなく、どちらかというとインフラ系の仕事がやりたいと思っていました。
インフラ・運用・サポート系の業務が多い会社を探していたところ、前職の会社がたまたま募集をしていたので応募したところ内定をもらえたので入社した。
同時期にもう1社内定をもらったが、そちらと比較して残業が少ないとのことだったので前職の会社を選びました。
前職の詳細
- 業種:IT・通信系
- 職種:システムエンジニア
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
- 在籍期間:5年未満
前職の業務内容
インフラ系の仕事が多かったです。
最初はシステムの運用やユーザからの問い合わせサポートを行う仕事でした。
また、電話対応もあり、東京のコールセンターとのやり取りをすることも多かったです。
そこで2年ほど業務を行ったあと、今度はサーバやミドルウェアの設定や構築を行う業務に移りました。
仮想化基盤の構築やその設定をどのようにするかの設計書を作成、ちゃんと設定が出来ているかのテストを行って、現地に納入して現地の担当者に引継ぎを行うような業務を行っていました
「しん」さんの転職のきっかけ
転職先を選択した理由にもありましたが、いっこうに営業や上が変えようとしてくれなかったところで、たまたまミイダスというアプリで現職の会社からオファーをいただいたのがきっかけです。
また、前職はあまり異動希望など現場の声を聞いてくれなかったところもあります。
こちらからこうしたらどうですか?という提案も「また考えておくね」で終わったりするなども残念なところでした。
あとは現職のオファーで年収が1割程度上がったのも大きいです。
「しん」さんが転職活動で重要視していたこと
自分がやりたい仕事が出来るかどうか、風通しが良い会社かどうかなど「自分はこういうビジネスプランを考えている」が、この意見を前向きに聞いてくれるところをみていきました。
また、自分と同じ方向性を会社が向いているかどうか、同じような考え(どちらかというと前向きに考えて生きたいタイプ)の人が多いかどうか、というところは重要視しました。
あとはチームで仕事が出来るかどうか、相談できる相手がいるかどうかは重要視しました。
以前それで悩んで退職したことがあるためです。
「しん」さんの転職活動の進め方
今回はスマホのアプリに登録したらたまたまオファーが来た、というケースでした。
ですが、そのほかにも転職サイトに登録して自分がやりたい仕事ややりたい業種の会社があるのかどどうかはたまにチェックしていました。
IT系は言われているとおり人手不足のようでしたので、メールが来るケースも少なくなかったですが、あまりガツガツして探すというよりかは、じっくりその会社がどんな会社なのか調べたり、担当者とメールを重ねてから面談や面接や応募をするようにしました。
そのあたりが以前までと違うところです。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:2社
- 転職活動開始:2018年3月頃
- 転職活動期間:2ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年6月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
前職で客先業務を行っていたため、その引継ぎと、退職までのタイミングやスケジューリングは難しかったです。
ちょうど業務の合間があったのでそのタイミングで退職できましたがその調整が難しかったです。
前職の担当者や上長にもあらかじめメールで「ほかの道を探します」などと匂わせつつの業務を行っていたので察していたとは思いますが、その業務の終了などとの兼ね合いが今回はたまたまうまく出来たかなと思います。
狭い世界なので前職や客先との関係はうまく保ちたかったです。
「しん」さんが転職先を選んだ理由
前職で直近で行っていた業務が、どちらかというと運用サポートでなかったところを異動希望を出していました。
ですが、3ヶ月経ってもいっこうに営業や上が変えようとしてくれなかったところで、たまたまミイダスというアプリに登録したところ、現職の会社からオファーをいただいたのがきっかけです。
転職回数も多かったので最初はあまり乗り気ではなかったですが、面談、面接を重ねるうちにこちらのほうが自分の希望や意見を通しやすいと判断して転職先を選択しました。
転職後の詳細
- 業種:IT・通信系
- 職種:インフラ運用業務
- 従業員規模:101~1000名
- 年収:400万円~500万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
前職に比べると、インフラエンジニアの中でも運用・エンドユーザへのサポートという形になってお客さんやユーザさんの直接の声が聞こえる位置になりました。
具体的に使用しているユーザさんの困っていることを解決するという立ち位置です。
また、お客さんが困っている課題をこうしたらどうですか?という提案も行っています。
システム屋さんだけどコミュニケーション能力も必要になる仕事ですが、直接ユーザさんの声が聞こえたり感謝の言葉がもらえるのはありがたいです。
「しん」さんの転職は「成功」だった
自分のやりたい仕事に就けた、というのが一番の理由です。
前職で何度か言ってもその業務に就けなかった・そのようなお客さんがいなかったが現職ではそのようなお客さんが複数あるのでその中から選択できた、というのは大きな理由です。
さらに言えば年収もアップしたことです。
今後の年金がもらえるかどうかも怪しいので、前職に比較して1割アップなのは正直ありがたいです。
あとは会社の規模も前職と比較して大きいので福利厚生も良くなりました。
「しん」さんの転職を振り返っての感想
転職回数が多くなっているので最初はあまり前向きではなかったです。
ですが、たまたまアプリに登録したところたまたまオファーがあって、たまたま自分の声が聞いてもらえなくて、たまたま面談を申し込んだら意気投合してたまたま業務の合間にうまく調整が出来た、など複数のご縁が重なったのはある意味すごい偶然なのかなと思います。
なので、これもご縁なんだと感謝しています。
1社で勤め上げる社会が崩れているなかで、自分のやりたいことをやる、自分の人生なので自分できめれたのはとても良かったです。
「しん」さんの今後の目標
せっかくのご縁で入れていただいた会社なので、自分らしくやりたいことやりたい仕事をやっていきたいと思いますし、その業務を通して社会や直接かかわっているお客さんのお役に立ちたいと思います。
それがひいては自分の幸せにもつながると思っています。
まずは与えられた仕事や役割をこなしながら、お客様が困っていることの解決を行いつつ提案も行っていければと思います。
楽しく仕事をして、自分も、自分の周りの人たちとも楽しく過ごしていければと思います。
「しん」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
今の仕事や今の会社でつらいことはたくさんあると思いますが、自分もそうでした。
ですがあまり悲壮感を持って転職活動をするよりかは将来この会社にはいってこんなことをしたいんです、こんな人生を生きたいんです、というような提案や夢を語れるような姿を見せれると相手先の会社の方も前向きに考えてくれると思います。
今は人手不足の時代ですので、少しぐらいこちらが強気に行っても大丈夫です。
前向きに行けば必ず道は開けますので、お互い頑張りましょう。