栃木県にお住いの20代男性「元作業員」さんの「1回目の転職」で「成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「元作業員」さんが前職を選んだ理由
学生時代から、非常に興味のあった業界でもありまた、経営基盤が品上に安定した企業で、勤続年数も非常に長い企業だったことが選んだ決め手です。
先輩社員との懇親会も入社前に行い、すごく働きやすそうな企業だなという感想を持ちました。
また、自分自身の裁量でフレキシブルに仕事ができるので、様々なことにチャレンジできるのではないかと思いました。
総合職としての入社でしたので、現場から本部まで様々な経験が積むことができると考えたのも入社の決め手です。
前職の詳細
- 業種:サービス系
- 職種:営業職
- 従業員規模:101~1000名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
- 在籍期間:5年未満
前職の業務内容
入社後は店頭への配属となり販売を経験し、店舗業務を学びました。
その後本部で営業として在籍、スーパーバイザーとして、店舗の売上管理や在庫の管理、販売員のマネジメントなども行いました。
また、売上分析を行いながら、毎月のっ販売計画を作成しました。
定期的に出張で遠方の店舗へ赴き、店長や売場担当者とのコミュニケーションをとりながらポップアップストアなどの計画や実施を行いました。
また、新人の販売員に対するOJTを通した研修なども行いました。
「元作業員」さんの転職のきっかけ
前職ではなかなか自分の望む部署へ行くことができずに、将来のキャリアについて考えることが大きくなりました。
特に、営業職に従事していましたが、自分自身の力で何かを成し遂げたという大きな実績をを持ち合わせていなかったため、このままの働き方では力が付かないなと思うこともしばしばありました。
そこで、営業職として、さらに経験を積み、自分のスキルを伸ばしていきたいと思うようになり、転職を考えるようになりました。
「元作業員」さんが転職活動で重要視していたこと
営業自身の裁量が大きいことを重視しました。
前職では、自分のプランを実現できないことが度々あったので、様々なチャレンジに挑戦できる環境が良いと思い、裁量の大きさを転職の基準にしました。
業界については、前職と同様に自分に興味のある分野を軸に仕事をしたいと考えましたので、できるだけ、業種は変わらない仕事を探すように心がけました。
また、フレキシブルに働ける環境を求めていたので、フレックス制度のある企業を探しました。
「元作業員」さんの転職活動の進め方
大手転職エージェントに登録し求職活動を行いました。
エージェントとの面談を通じて、業界や望む働き方について精査し、主に、担当エージェントから紹介していただける求人案件を中心に、選考に応募していきました。
志望度の高い企業については、同様なサービスを提供している競合企業にも応募したり、導入事例で紹介されている企業を参考にしたりしながら転職先を探しました。
また、自分が興味のある企業については、企業のリクルートサイトから直接応募しました。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:30社~40社未満
- 内定社数:2社
- 転職活動開始:2019年1月頃
- 転職活動期間:3ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年7月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
大きな実績がない中で、自分が経験したことでどのように応募先の企業に貢献できるかを考えるようにしました。
しかし、在職中に転職活動を行っていましたので、面接対策に時間が割けないことが多々ありました。
特に、志望度の低い企業についての面接対策などは志望動機などが浮かばないことも多く、面接ではひどい問答をしてしまいました。
また、異業種の面接の際には、知識や、最近のトピックスなどを把握していないために、面接官の質問に回答できなかったこともありました。
「元作業員」さんが転職先を選んだ理由
前職とは、異なる営業スタイルの経験を積みたいと思い、同業種の営業職を選択しました。
また、自分の興味のあるブランドで働けることも転職において大きな決め手となりました。
また、前職では年収や昇進が年功序列の形式のため、なかなか年収アップや、将来のキャリアが不透明な」ところがありました。
転職先はパフォーマンスが年収やキャリアアップに大きく作用されるので、自分の力を試してみたいと思ったことも一つの要因です。
転職後の詳細
- 業種:サービス系
- 職種:営業職
- 従業員規模:101~1000名
- 年収:400万円~500万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
卸営業に従事しています。
取引先と、売上目標の達成を目指し仕入れや在庫の、値下げのコントロールをしています。
また、販売代行の企業と、販売プランや、適正な人員配置についてもマネジメントを行っています。
定期的に、ポップアップストアやフェアなどのイベントがあるため、商談を通して、期間や場所の確保や什器の手配なども行っています。
また、売上分析を行いながら、週、月ごとの販売プランの作成を行いながら売り上げの管理を実施しています。
「元作業員」さんの転職は「成功」だった
自分が憧れていた企業で働くことができたので成功と感じます。
また、望んでいた営業職に業界未経験ながら勤務させていただけているのでありがたいと思います。
また、年収も大きく上がったことも成功でした。
ただ、入社後のギャップが大きいので、企業の働き方については、もっと企業研究をするべきだったと思っています。
特に、年間のスケジュールが同業とはいえ前職と現職では大きく異なるので、その点については、入社前に人事部にしっかりと確認を取っておくべきだったと思っています。
「元作業員」さんの転職を振り返っての感想
はじめは、「何となく転職したいな」程度の漠然とした気持ちで転職活動を始めました。
しかし、担当エージェントとのカウンセリングや、求人案件を見る中で、現在働いている企業が全てではないなと思うようになり、転職に本腰を入れるようになりました。
転職活動が単に転職だけでなく、本当に何をしたいのかを考えるきっかけになったことは、自分のキャリアを築いてゆく中で重要なことだと思います。
その様なきっかけを20代で得ることができたことは貴重な経験でした。
「元作業員」さんの今後の目標
現在勤めている企業で営業としてのキャリアを築くことが一番の目標です。
前職と異なり、多くの部署とのコミュニケーションを必要としながら仕事を進めていくため、日々勉強という毎日です。
インターナルなコミュニケーションが非常に苦手としている部分でもありますので、この機会に、自分の苦手な分野を克服しながら、スキルの成長もしていきたいと考えています。
また、社内でのキャリアアップやポジションへのアサインも可能なので、将来は営業とは違う経験もしてみたいと思っています。
「元作業員」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
転職活動は短期戦の人もいれば長期戦になる人もいます。
私の場合は長期戦で、なかなか内定が出ずに一旦転職活動を休止しようと思ったこともありました。
その様な際には、自分が何を目指して転職活動を行っているのかを今一度振り返ってみることも必要かもしれません。
私も、紹介される案件にどんどん応募していきましたが、いざ面接となると興味のない業種や、自分とはスタイルが異なる企業の面接では話は弾みませんでした。
多くの企業を知る貴重な機関だからこそ、自分の適性に合った企業を見つけることが何よりも大切だと思います。