30代男性の転職体験談

介護職が精神疾患で復職と休職を繰り返してこのままではいけないと転職した体験談

2020年4月20日

静岡県にお住いの30代男性「紫苑」さんの「10回目の転職」で「成功」だった転職体験談のご紹介です。

「紫苑」さんが前職を選んだ理由

介護福祉士を取得し、更なるスキルアップを図りたいと思い、とある介護施設(前々施設)に入職したのですが、そこの施設にて激務による軽度の腰のヘルニア及び自分自身の体内リズムが崩れてしまい、精神疾患を患ってしまいました。

鬱状態(その後、双極性障害と診断受ける)にて、主治医より「働く時間を安定させましょう」とアドバイスを受け、ハローワークをベースとして介護系の転職サイトを活用し、前職の施設が「生活相談員」という日勤専任で主にデスクワーク中心の仕事だったことから、応募致しました。

前職の詳細

  • 業種:医療・福祉
  • 職種:介護職
  • 従業員規模:11~100名
  • 年収:300万円未満
  • 役職:特になし
  • 雇用形態:アルバイト・パート
  • 在籍期間:2年未満

前職の業務内容

生活相談員の業務として主には、新規申し込み者やその方が現在利用している施設の担当者への聞き取り及び面談をしています。

その後施設にてその方の情報作成、作成後施設長・看護師・施設ケアマネ・現場スタッフのリーダー・栄養士を交えて入所可能かどうかの判定会を行い、そこで入所受入れがOKであればその方の家族様に連絡し契約業務を行います。

入所当日は相談員自ら迎えに行き、施設の委託している病院に行き健康診断を行い入所となります。

他の業務として、地域密着型の特養施設であれば、運営推進会議を2か月に1度行い、入所状況や事故発生件数等の発表を行います。

なお、この会議は施設のある地域の自治会長・民生委員・地域包括支援センターのケアマネを施設に呼ぶ必要があります。

その他の業務として現場の職員が休憩などで少ない時間帯(昼など)のフロアーの見守り・利用者さんの食事介助などがあります。

「紫苑」さんの転職のきっかけ

当時、精神疾患を抱えた状態で、前職はフルタイムで働いておりましたが、無理がたたってしまい、休職・復職の繰り返しでした。

前職を退職した直後もフルタイムにこだわっておりましたが、就労支援の方にも相談しアドバイスを頂き、「今は別にフルタイムに拘らなくてもいいんだ」ということに気づきました。

また、現場の仕事から2年半離れているというブランクもあり、自分自身も無理だけはしないでゆっくりやっていこうと理解し、転職活動をしました。

「紫苑」さんが転職活動で重要視していたこと

まず第一に、障害や病気のことを本当に理解して尚且つ配慮をしてくれるということです。

今までこれで上手くいかずに、悪化・再発をしてしまいその結果として休職と復職の繰り返しをしてしまい、最終的には退職に追い込まれてしまった経緯があるためです。

上記に加え、その日の体調や精神状態が悪い時の業務の差し替えをしてもらえるということを重要視しました。

現在は落ち着いていますが、今まで私は秋口~春にかけての約半年間が病気の悪化及び再発の確立が非常に高かったことが理由です。

「紫苑」さんの転職活動の進め方

ハローワークをベースとしまして、転職サイトの閲覧、自分が気になってチェックを入れた施設やスカウトメールが入った施設のチェックしました。

時間があるときに施設に連絡を行い、施設内の見学ができるのかの質問、できると回答を得れば(殆どの介護施設は見学OKです)日時を設定し実際に施設内の見学して、その際に確実に施設のパンフレットをもらっていきました。

自宅にて色々と塾考し、面接してみたいと思えば改めて連絡して面接日を決め、面接。ひたすらこれを繰り返してました。

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転職活動状況

  • 在職中or退職後:退職後
  • 応募社数:10社~20社未満
  • 内定社数:1社
  • 転職活動開始:2018年1月頃
  • 転職活動期間:3ヶ月以内
  • 転職先の入社日:2019年7月頃

転職活動の苦労や工夫したこと

転職活動において私が苦労したことは、やはり精神疾患を抱えていて、尚且つ手帳を持っている障害者に区分されるということです。

身体などは見た目でも分かりますが、精神疾患に関しては目に見えない疾患ですので、病気のことをいかに伝えようか苦労しました。

私はword文書を使い、ナビゲーションシートを作成し、自分の疾患名・通っている病院及び主治医、通院の頻度、すべての内服薬、その他留意してほしいことをまとめ、面接時に提出していました。

「紫苑」さんが転職先を選んだ理由

障害者事業所の所属となり同じ法人内の介護補助という比較的負担の少ない仕事を短時間業務で行うという点でした。

自給そのものは最低自給だったのでそこはネックになりましたが、事業所の担当の方より「将来的には法人に直接雇用ができるということと、もしくはこの仕事を踏み台にして次の施設を探すのもいい」という一言でした。

今までこんなことは正直言われたことがなかったので、自分の中で「ここなら安心して働ける」と確信し選びました。

転職後の詳細

  • 業種:医療・福祉
  • 職種:介護福祉士
  • 従業員規模:11~100名
  • 年収:300万円未満
  • 役職:特になし
  • 雇用形態:アルバイト・パート

転職後の業務内容

介護施設内における日々指定された居室のベッドメイキング(当日追加等あり)・リハビリをされる利用さんの普段いるホールからリハビリルーム間の誘導などを行っていきます。

また、ユニット側居室のトイレ掃除(午前中/3F建ての内、2Fの全部屋)・ユニット側居室のトイレ以外の掃除(2F・3Fの指定されている居室。)ユニット2・3Fのフロアーにある、4か所のシンクの掃除、フロアー内をダスキンモップでごみをかき集めて、ごみ箱に捨てます。

その他、上記業務が終わり時間が残っているようであれば、、草取りなどの雑用を行っていきます。

「紫苑」さんの転職は「成功」だった

まだ入ったばかりでこの先がどうなるのかは正直分かりませんが、今のところ、職場の雰囲気も良く、上司もいろいろと気にかけてくれています。

また、入社当時は同僚とほとんどコミュニケーションをとっていなかったですが、意外にも割とすぐに馴染めることができております。

また、事業所内では数少ない介護職経験者及び介護福祉士取得者ということで、上司の方からも即戦力として期待されております。

それは同僚からも認められており、仕事をする上での役割分担など、自分の意見が取り入れられております。

「紫苑」さんの転職を振り返っての感想

転職活動を始めた当時は結婚もしており、またフルタイムの仕事に拘っていたためか、中々仕事が見つからず、自分の中でかなり焦っていました。

結果私生活は離婚という残念なことになってしまいましたが、周囲の方から仕事探しに関しては色々とアドバイスを頂き、自分の考え方に関しても柔軟に対応できるようになりました。

実際に今の仕事が無事に決まり、入職するまで時間がかかってしまいましたが、今は決まったことに関して安心しています。

「紫苑」さんの今後の目標

私は現在は「介護福祉士」の資格しか持っていない状態です。

その中で生活相談員としての復帰を目標としていますので、働きながらということにはなりますが、まずは貯蓄しある程度資金がたまったら福祉系の通信制の大学を利用し、一生懸命その中で勉強し、「社会福祉士」「精神保健福祉士」のどちらか一方、あるいは両方の資格の取得を目指しています。

そして、今までの生活相談員としてのスキルを活かしつつ、当然それをスキルアップしていきたいです。

「紫苑」さんから転職活動中の方への一言アドバイス

私のような精神疾患を持っていて尚且つ手帳を持っている人間が、正直言ってかなり苦労しましたが、2019年7月に無事に社会復帰をすることができました。

アドバイスになるかは分かりませんが、一人であれこれやるには正直言って限界があると思われます。

私は周りの意見を取り入れるのを苦手としておりましたが、聞き入れることで柔軟に物事を考えることができますし、視野も広がってきます。

正社員に拘ってもいいとは思いますが、行き詰ったらまずはパートなどの有期雇用で入ってみて、上司に認めてもらい、正式に正社員になるという道もありますので、焦らずに転職活動をしてほしいです。







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