大阪府にお住いの20代女性「さくらいろ」さんの「1回目の転職」で「ちょっと成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「さくらいろ」さんが前職を選んだ理由
小さいころから看護師になることが夢であり、目標であったためです。
誰かの役に立つことが好きであり、私は小さいころに病気で看護師さんにお世話によくなっていました。
入院することも多くて、一人で寂しいと思って泣いていることもあり、そんなときに看護師さんに慰めてもらって嬉しかった記憶があります。
そんな人のために何かをできる仕事に私もつけたらいいなと思ったことがきっかけです。
医師も目指しましたが、学力が足りなかっなので、看護師になりました。
前職の詳細
- 業種:医療業界
- 職種:看護師
- 従業員規模:1001名~
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
- 在籍期間:5年以上
前職の業務内容
一般病院の病棟の勤務を行なっており、そこでは総合内科、特に消化器と免疫内科、心療内科がメインの病棟です。
急性期であったこともあり、がん患者や重篤な患者が運ばれてくることも多く、体の不自由なかたも多いため、内視鏡の治療や抗がん剤治療などとともに多くの日常生活援助を行なっていました。
また、職場ではメンバーで役職はありませんでしたが、チーム内でのリーダーを任されたり、主に学生や新人指導に携わっておりました。
「さくらいろ」さんの転職のきっかけ
前職で多くの経験をさせてもらっていましたが、あまりに業務が煩雑すぎてしまっており、事務作業なども多くて患者と関わる時間が少ないことに気づきました。
私がやりたい看護は患者に寄り添える、地域に密着した看護なのだと感じていましたので、忙しいことを理由にして、自分の目標としている看護師像から離れていってしまっていたため、転職したいと考えたからです。
中堅になってきて、自分がやりたいこが明確になってきたときになんか違うと感じることができました。
「さくらいろ」さんが転職活動で重要視していたこと
自分がやりたい看護ができる病院であることが一番感じていたことです。
給料面も大切ですが、やはりやりがいがないと続けていても楽しくなくなっていたのが現実でしたので、自分が楽しいと思える看護ができること、地域看護ができる病院をと探す際に条件として提示していました。
そのために小さい病院になってしまっても私からすれば問題もなかったし、給与が下がることも仕方ないかなと感じていました。
患者に寄り添える、一人一人を大切にしている病院を求めていました。
「さくらいろ」さんの転職活動の進め方
一人でただインターネットで探すのは難しいですし、条件が明確になっていたこと、早めに転職したかったこともあって、看護師専用の転職エージェントを利用させてもらいました。
上記の条件を提示すると自分にあった病院を探してくれましたし、退職や面接などについての転職の手伝いをしてくれていたので、働きながらでも、隙間時間でスムーズに転職を行うことができました。
もちろん自分でも口コミサイトや同僚や先輩から情報収集しながら探しました。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:2社
- 転職活動開始:2018年9月頃
- 転職活動期間:6ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年4月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
まずは早めに転職活動に着手することで、すぐに見つかるとは思っていなかったので、早めに動きました。
また、たくさんの転職サイトに登録することで、多方面からの情報を得ることができて、多角的に情報を考察して自分にあった転職先を探せるようにと工夫させてもらっていました。
ただ、仕事をしながらの転職だったので、時間がないこととスムーズに退職ができるのかという部分に不安がありました。
また、転職すると決めてからのモチベーションを上げることに苦労しました。
「さくらいろ」さんが転職先を選んだ理由
前職で多くの経験をさせてもらっていましたが、あまりに業務が煩雑すぎてしまっており、事務作業なども多くて患者と関わる時間が少ないことに気づきました。
私がやりたい看護は患者に寄り添える、地域に密着した看護なのだと感じていましたが、忙しいことを理由にして、自分の目標としている看護師像から離れていってしまっていたため、転職したいと考え、それらができるであろう病院を選びました。
そこでは、規模は前職よりも小さいながらゆったりと患者に寄り添うことができており、地域の人が多く、出戻り患者も多いですが、そのぶん一人一人との関係は深いです。
転職後の詳細
- 業種:医療業界
- 職種:看護師
- 従業員規模:101~1000名
- 年収:400万円~500万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
急性期病院というところに変化はありませんが、メインが精神科、心療内科にのみ特化しており、患者の精神面でのかかわりがメインの病棟となっています。
患者の日常生活援助、精神的な面でのフォローや話を聞くことでの精神的安定を図ること、また社会復帰ができるような援助も行なっています。
自分をコントロールできるよう、ストレスをうまくコントロールできるよう、一人一人に合わせて看護を考えていくことができるので、とても楽しいです。
「さくらいろ」さんの転職は「ちょっと成功」だった
私が求めるような条件にみあった病院に転職することはできたのではないかと感じています。
今も楽しく仕事ができていますし、やりがいも感じながら日々の業務にも着手できていますが、やはり大手の病院から小規模の病院への転職だったことから、給与面で大きく下がってしまったことが少し勿体無かったのかなという感じがしています。
福利厚生はしっかりしているので、問題はありませんが、少しの成功なのではないかと考えました。
「さくらいろ」さんの転職を振り返っての感想
なかなか忙しいなかで転職しようと行動に移すのは勇気もいるし、気合いも必要だったなと感じています。
ただ、決めて仕舞えば次のために頑張らないと思えて楽しみも増えたし、やる気になれたのかなと思っています。
しかし、次の楽しみがあるせいで今の仕事が疎かになってしまう感じもあって、モチベーションの維持が大変でした。
それに、やはり転職は体力がいることだし大変なので、転職エージェントなどを利用していてよかったなと感じています。
「さくらいろ」さんの今後の目標
今の仕事を最後まで続けていくことができたらいいなと感じています。
地域に密着した看護なので、地域に貢献できますし、とても有意義な仕事だと感じていますので、これからは中堅であることから、やはり新人指導など下を育てていくという教育面で力をつけていくことができればと考えています。
そうするこで病院へも貢献できますし、たくさんやりがいを感じて新人たちにも仕事をしてほしいと感じているので、それを伝えていきながら仕事できたらと思います。
「さくらいろ」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
転職は一人で情報を得るだけではなかなか難しいことだと感じますし、限界があると思います。
今は多くの情報をえるためのサイトがあるため、それをうまく利用して活用することで自分の時間を有用に使うこともできますし、労力の削減にもなるかとかんじました。
なかなか一歩踏み出すには体力も勇気も入りますが、だからこそ誰かの手を借りて動き出すことで、やりたいことを見つけていけるのではないかと思います。
なので、一歩踏み出して行動してみてください。