40代女性の転職体験談

テレフォンオペレーターが親の介護が必要になる将来を考えて地元へ転職した体験談

2020年3月9日

広島県にお住いの45歳女性「blacktatto」さんの「7回目の転職」で「成功」だった転職体験談のご紹介です。

「blacktatto」さんが前職を選んだ理由

長らくコールセンターを経験してきた為、その経験をベースに、もう一段上のスキルアップをはかりたかった為です。

約10年程、様々な業種のコールセンターで勤務し、電話対応のスキルはそれなりに積み上げてきたので、どの業界でも即戦力になれると自負していました。

ですので、その経験を生かしつつ、電話対応の教育や、応対の評価業務など、人を育てる側の業務に就きたいと思い、この職に転職しました。

また、コールセンター時代に、指導されていた時に感じていた不満(教える側に電話応対経験がないので、指導内容が薄い、こちらの質問に対する回答に現実味がない)を経験しているからこそ、説得力があり、かつ現実に活用できるアドバイス・指導ができると思った事も、前職を選んだ理由の1つです。

前職の詳細

  • 業種:IT・通信系
  • 職種:テレフォンオペレーター
  • 従業員規模:101~1000名
  • 年収:300万円未満
  • 役職:特になし
  • 雇用形態:派遣社員
  • 在籍期間:1年未満

前職の業務内容

コールセンターの応対録音を聞き、定められたチェックリストに基づいて、評価をしていく業務です。

評価項目は応対品質と販促品質に分かれております。

応対品質とは、「話す速度」「声の明るさ」「正しい敬語を使えてるか」「お客様に共感を示しているか」「話の組み立てはわかりやすいか」「無駄な口癖は言っていないか」「社内のNGワードは使用していないか」「お礼・お詫びを正しい場面で使用しているか」「聞いた内容を復唱しているか」などです。

販売品質は商品をきちんとお勧めできているか、の評価で、「良いタイミングで切り出しているか」「お客様のニーズに合った商品か」「商品のメリットを伝えているか」などです。これらの項目をそれぞれ5段階で評価し、良し悪しだけでなく、その理由と根拠(話のこの部分でこういうトークがわかりやすくて良かったなど)を対応の中から抜き出し、総合評価にして、受電者に返します。

「blacktatto」さんの転職のきっかけ

実家の両親が2人同時に入院した時期があり、その間約2ヵ月半、仕事を休んで実家の面倒(家事・ペットや植木の世話など)を見ていましたが、2人とも高齢なので、この先また同じ様な事が起きる可能性もあります。

その度仕事を休んで遠方の実家に帰ったり、交通費を使って往復するよりも、すぐに駆け付ける事ができる実家近所に住んだ方が、お互い安心と思い、引っ越しとともに転職を考えました。

ただ、都会から田舎への引っ越しだった為、転職を伴う事にかなり不安を感じていました。

「blacktatto」さんが転職活動で重要視していたこと

私の場合は、引っ越しを伴いましたので、まずは最短で勤務に就けること。

貯金はありましたが、なるべく貯金を崩さず生活すると決めて引っ越しに至りましたので、面談から研修開始まで2週間以内で収まる所を探しました。

次に長期間辞めずに働けそうか、という事を重要視しました。

新たな生活が始まる上で、仕事が安定しないと生活の基盤が整いませんから、自分が長く(また年齢を重ねても)続けて行けそうな職種・業務に絞り込みました。

「blacktatto」さんの転職活動の進め方

いつも転職先を探す時はそうですが、まず転職サイトを3つ利用します。「en派遣」「リクナビ派遣」「マイナビ派遣」です。

そして、就活するタイミングで、必ず各サイトの経歴を最新に書き換えます。次にメール設定も忘れずに今のメールアドレスに書き換えます(前回の転職がかなり前だとメアドを変えている可能性があるからです)後は、「気になる」リストにがんがん案件を入れていき、行動するのみです。

又、今回は使っていない方法ですが、派遣会社に登録・面談する時間を省くなら、前回まで仕事していた過去の派遣会社のマイページを最新に書き換え、派遣会社のサイトから仕事探しをすると、登録・面談する時間(最大2.5時間くらい掛かりますよね)を短縮でき、かつ転職サイトに出ていない、派遣会社独自の優良案件が見つかる事もあります。

ただし、契約満期で辞めたなど、円満に退職している事が大前提ですが・・・。

転職活動状況

  • 在職中or退職後:在職中
  • 応募社数:10社未満
  • 内定社数:2社
  • 転職活動開始:2019年5月頃
  • 転職活動期間:1ヶ月以内
  • 転職先の入社日:2019年7月頃

転職活動の苦労や工夫したこと

苦労した事は、なんと言っても時間が圧倒的に足りなかった事です。

まず家がないと話にならないと、当時は考えていましたので、引っ越し下見・契約・新居への荷物移動を先行した為、その隙間で就活をしていました。かつ、まだ在職中で、9-17:30まで週5で働いていたので、スケジュールを組むのが本当に大変でした。

また、当時の住まいと実家が約400キロ離れていましたので、工夫した点といえば、どちらの地域にも拠点がある派遣会社に絞り、登録・面談は地元でして頂いたり、地元の拠点から、実家地域の拠点にテレビ面談をして頂くことで、大幅に時間短縮が出来ました。

「blacktatto」さんが転職先を選んだ理由

長らくコールセンター業界にいて、ステップアップを望み転職しましたが、一言でいうと、やはり現場の方が面白いと思ったからです。

前職は、人の対応内容を聞いて、評価する仕事でしたが、リアルなお客様とのやりとりを聞いていると、改めて自分はお客様対応が好きなのだと実感しました。

同時に、黙々と、録音音声を書き起こしたり、ひたすら評価業務を繰り返しているうちに、「完全なる事務作業は向いていない」とも感じ始めました。

毎日、違う性格のお客様と向き合って、クレームを受けたり、感謝されたりの業務が好きだと痛感したので、再度コールセンター業界へ戻りました。

転職後の詳細

  • 業種:金融・保険系
  • 職種:テレフォンオペレーター
  • 従業員規模:11~100名
  • 年収:300万円未満
  • 役職:特になし
  • 雇用形態:派遣社員

転職後の業務内容

銀行ATMについている電話からの問い合わせ業務です。

具体的には「通帳・カードが使えない」「残高がおかしい」「ATMの利用時間・利用可能な取引」「提携金融機関」などのお問合せにお答えします。

またお問合せだけでなく、「ATMが故障した」という故障対応もあります。その場合は、お客様から必要事項を聴き取り、警備を行かせる旨の説明をし、警備の手配までします。

また、警備が現場に到着し、機内確認~お客様への返却~ATMの復旧作業まで電話にて指示をだします。

お問合せ・故障、いづれの業務も、電話応対の最中や、電話終了後に、専用の社内ツールにやり取りの履歴を残す入力業務を伴います。

「blacktatto」さんの転職は「成功」だった

2点に於いて成功と言えるでしょう。

まず1点目は、勤務開始までの早さですが、引っ越した翌々日に引っ越し先地域での会社顔合わせがあり、翌週頭から研修開始だった為、実質無職だった期間は4日程度でした。

なので、次の給料日が前職の給料日の1か月後だったので、生活の基盤が早く整いました。

また、9年程前とは言え、経験している職種だったので、環境が大きく変わったにも関わらず研修内容も早く頭に入り、ストレスはほぼ感じませんでした。全く未経験の職種だったらもっとストレスを感じたり、仕事に対してプレッシャーが生じていたかもしれません。

「blacktatto」さんの転職を振り返っての感想

これから高齢化社会となり、私の様に、親元に引っ越す為の転職という人も増えていくかもしれませんが、遠方への引っ越し・就活を同時に考えている人は、まず仕事を先に決めてしまいましょう。

というのも、7月・3月の繁忙時期でなければ、家は見つけられますし、沿線や家賃、間取り等妥協点を広げれば絶対にあり、入居審査に落ちる事もあまりありません。(引っ越しを伴う場合は、工夫が必要ですが)

ただ、就活は、まず案件がない時はないですが、妥協点もあまり多くは取れないと思います。

最悪、家が見つからなくても、実家やネカフェに一時的に身を寄せ、仕事が落ちつく1ヵ月後を目途にゆっくりと家探しをしましょう。

希望に見合う仕事が出てきたタイミングで、飛びつく事が先決です。

「blacktatto」さんの今後の目標

引っ越しのタイミングでうまく、以前経験していた職種に就けた事は、ある意味なるべくしてなった結果かもしれません。

転職から約半年、職場に対して思う事は多々ありますが、スムーズに新生活が送れたのは今の職場に入れたおかげという事を常に忘れず、感謝と誠意をもって、今の職場でこれからもずっと勤務して行きたいと思います。

誰しも仕事に慣れて来ると、同じ事の繰り返しに嫌気がさしたり、気の合わない上司や同僚にストレスを感じたりして来ると思います。しかし、常に、初めてこの職場に来た時のやる気を忘れず、自身の仕事に慢心する事なく、日々最高のパフォーマンスを提供できる様、努める事が大切だと思います。

(もちろん、体調を崩す程のストレスや、ハラスメントが横行する様な職場は、退職する勇気も必要です)

「blacktatto」さんから転職活動中の方への一言アドバイス

「自分のフィールドで戦うこと」です。

新しい事に挑戦する楽しみ・自分の力がどこまで通用するのかを図りたいというのもあると思いますが、特に35歳を超えてからの転職をする場合は、ご存じの通り、そんなに市場はオープンではありません。

今までの職歴などから、「向き・不向き」又は「好きか苦手か」を考え、年齢=経験値(即戦力)として自分を売って行く事が必要と思います。

新しい仕事を覚える、という同じ苦労をするにしても、その業務が向いている/好きだという時点ではるかに他者をリードしています。

そして好きであれば苦労もまた楽しめ、気持ちも前向きな分、エネルギーを仕事にぶつけられます。まず向いていない、この仕事嫌だな思っているマイナスからのスタートだと、毎日勤務するだけでエネルギーを使い果たし、本来の業務に力を注げなくなり、業績も上がらず、また転職・・・という負のループに陥ります。

そして、希望の職種があれば迷わず行動です。







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