30代女性の転職体験談

営業事務が働き方改革で残業削減や業務精査など無理強いが多く転職した体験談

2020年6月22日

東京都にお住いの36歳女性「KANNA」さんの「2回目の転職」で「成功」だった転職体験談のご紹介です。

「KANNA」さんが前職を選んだ理由

もともとサービス業に長く勤めていましたが、年齢的にも20台後半になり立ち仕事がきつくなってきたことと、子どものために土日祝日を休めるような仕事に就きたいと思い、オフィスワーク系の仕事を選びました。

年齢的に最後の転職にするつもりでしたので、定年まで勤められそうな業務内容と会社が業界内での体力があるかということも、選ぶ理由のひとつでした。

また、東日本大震災があったことから、子どものためにもなるべく生活圏内から近い勤務先に勤めたかったこともあり、転勤のない仕事を選びました。

前職の詳細

  • 業種:不動産・建築系
  • 職種:営業事務
  • 従業員規模:11~100名
  • 年収:300万円~400万円未満
  • 役職:係長
  • 雇用形態:正社員
  • 在籍期間:5年以上

前職の業務内容

営業事務として勤めており、主に営業担当にかかってくる電話やメールの対応を代理でしたり、イベント参加や取引先との折衝の補助を行ったりしていました。

内勤での業務としては、見積書作成、請求書作成、受発注業務、入金管理、在庫管理、事務用品の補充などをしていて、規模の大きい会社ではありませんので、一般事務・庶務も兼ねたような業務内容でした。

ときたま外勤のときもあり、その際はイベントでの伝票作成や接客業務、受付対応なども行っていました。

「KANNA」さんの転職のきっかけ

きっかけのひとつとして、働き方改革がありました。

中小企業はどこもそうなのかもしれませんが、業務の絶対量や割ける人員は限りがあって追加はないのに、残業は削減しろ業務は精査しろという動きがありました。

立場的にも上と下をつなく中間的立場にいましたので、自分だけならまだしも部下にも無理を強いなければならない場面ではとても苦しい思いをしました。

現場を理解してほしいと上にかけ合いましたがなかなか聞き入れられず、この先長く働き続けられる自信がなくなったのがきっかけです。

「KANNA」さんが転職活動で重要視していたこと

前職では民間相手の仕事で下請でもありましたので、売上や入金という面で常に不安がありました。

また、利益目標も厳しく、目標を達成するためには載せられるところには金額を多めに載せる、というようなことが日常的にありました。

現在の会社は官公庁相手の公共事業を元請として請けていますので、金額を回収することについて不安はありませんし、不当に金額を上乗せすることも現実的にできないようになっています。

このように、会社の金銭面で安定的かつクリアなことを重要視していましたが、日々の仕事においても、そのことが自分がしている仕事への肯定感につながっていると思います。

「KANNA」さんの転職活動の進め方

基本的には、自分で転職サイトを調べて、気になった仕事について業界研究をしました。

特に業種を決めていたわけではなく、新しいことに挑戦するには年齢的にも最後のチャンスと思っていたので、初心者歓迎の会社を主に探していたこともあり、あえてエージェントは使いませんでした。

まず勤務地が近いこと(最悪の場合歩いても帰れる居住地域の10km圏内)と、最低限の給料だけはどうしても譲れなかったので、それだけを検索条件にしてさまざまなサイトをひとつずつ調べていきました。

転職活動状況

  • 在職中or退職後:在職中
  • 応募社数:10社未満
  • 内定社数:1社
  • 転職活動開始:2018年10月頃
  • 転職活動期間:6ヶ月以内
  • 転職先の入社日:2019年4月頃

転職活動の苦労や工夫したこと

まず自分の強みは何なのか、ということを洗い出しました。

そのうえで工夫したことは、面接時、応募する会社が採用するにあたって何を重要視しているのかを見極め、自分の強みをどういうふうに会社のために活かせるかという観点で話をすることでした。

お互いにとって有意義な時間にしたかった(面接時間を無駄にしたくなかった)ので、条件面なども聞ける範囲ではっきり聞きました。

それを引いた目で見る採用担当者もいましたが、大方の担当者はこちらの真剣度を汲んでくれていたように思います。

それなので、どうしても相容れずその場で不採用が決まることもありました。(結果的にはお互いにとって時間を無駄にせずに済んだのでネガティブにはとらえていませんが、精神的には非常に疲れました。)

「KANNA」さんが転職先を選んだ理由

前職も同じ建築業界ではありましたが、一番大きな違いは取引相手が民間か官公庁か、という点でした。

業界的に仕事が切れることがなく、とにかく安定して定年まで勤められる、公共事業(インフラ関連)なので社会への貢献度も高いというところに魅力を感じました。

給料体系についても、資格を取ったらいくら、現場を持ったらいくら、など明文化されており、頑張りしだいで前職の給料水準まで数年で持っていけるというビジョンを持てたことも決め手のひとつでした。

転職後の詳細

  • 業種:不動産・建築系
  • 職種:進行事務
  • 従業員規模:11~100名
  • 年収:300万円未満
  • 役職:特になし
  • 雇用形態:正社員

転職後の業務内容

進行事務として勤務しています。

現場代理人と協力しながら、工程の進捗管理、伝票整理、工事写真整理、見積書や請求書の処理、他企業との折衝、図面作成などを主な業務としています。

基本的には一つの現場を一貫して一人が担当しますので、業務の進め方やペースは個々に委ねられています。

最終的には、竣工検査での合格を目標として、工事の内容(使った材料や機械、施工内容、安全対策など)を、竣工検査での合格を目指してコツコツと正確に記録していくことが最も大切な業務です。

「KANNA」さんの転職は「成功」だった

転職を決断した理由のひとつであった「働き方改革」ですが、現在の職場ではそれが良い方向に実行されているということを実感できたからです。

業務じたいのスパンが長いということもありますが、個々に進められるため、ここは頑張りどころ!というときには個人の裁量で決めることができます。

逆にちょっと疲れちゃったなというときは単純作業を進めて定時にはきっかり上がれるように調整したりもできるので、結果的には仕事の能率もあがっているように感じています。

前職では残業は悪というような空気があり、今日済ませたほうが絶対に効率がよいということがあっても強制的に帰らないといけないなどのジレンマがあったため、今はとても働きやすくなりました。

「KANNA」さんの転職を振り返っての感想

同じ建築業界でもまったく業種の違う会社に入り、毎日が新しい知識・技術を得るチャンスだらけなので、とても刺激があり楽しいです。

転職先で新しいことに挑戦することや、たとえ年下であっても先輩から教わることに抵抗がないというのは、転職活動中には気づかなかった自分自身の強みだと気づくこともできました。

年齢的にも在籍年数的にも、転職という選択はとても勇気のいるものでしたが、思い切って挑戦してみてよかったなというのが素直な感想です。

「KANNA」さんの今後の目標

立場は一番の新人ですが、前職で管理的立場にいたこともあって、上層部の方からはすでに品質管理的ポジションを見据えて業務にあたるよう打診されていることもあり、とてもやりがいがあります。

今後は業務を覚えてこなすことと並行して、土木系の資格取得を取ったり、現場の方と密にコミュニケーションを取って工事のことも学んでいきたいです。

人を動かすような管理的立場は今までの経験上あまり得意ではないのですが、長くひとつの会社で働いていくには必要なスキルだと現在の上司からのアドバイスもあったため、先輩方の振る舞いを見ながら少しずつ苦手感を払拭していければと思っています。

「KANNA」さんから転職活動中の方への一言アドバイス

その人その人でやり方はあると思いますが、最初からガチガチに条件を固めてしまわないほうが、出会いの幅は拡がるのではないかと思います。

どうしても譲れない条件は妥協すると後々自分が辛くなると思うので、譲れない条件と譲れる条件、そこがブレないようにすることが大切だと思います。

また、いくつになっても社会経験がいくら豊富でも、勤めた会社や業界以外のことは知らないことばかりだと思います。

自分の知識や経験をひけらかすことなく、まずは相手の懐を借りるくらいのつもりで素直に話を聞く、そういった人間力が試される期間だと思います。







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