北海道にお住いの27歳男性「ノー二」さんの「2回目の転職」で「ちょっと成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「ノー二」さんが前職を選んだ理由
福利厚生を考え、長期案件の仕事として取り組みました。
フリーランスの時期もありますが、給与所得ということになると、長期案件であれば国民健康保険ではなく、社会保険の適用を見込まれるということに加え、雇用保険の対象にもなりますので、フリーランスにはない待遇を得ることができます。
さらに、短期間であればフリーランスでもほとんど変わらない状況となるので、雇用関係を結ぶのであれば3か月以上は必須であると考えていました。
前職の詳細
- 業種:IT・通信系
- 職種:営業事務
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:派遣社員
- 在籍期間:1年未満
前職の業務内容
前職としては、大手ではありましたが、業界としてはあまり知られていないのではと感じました。
仕事を行うにあたっても、様々な打ち合わせや相談なども事前に行い、大手なりの様々な業務を体験することができました。
業務としても、テクニカルな部分から、営業全般であったり、カスタマーの方々の相談についても対応していきました。
他にも、利用者の日程の調整を行うなどの業務などは、事務的な側面もあり、幅広い業務の依頼をこなす機会がありました。
「ノー二」さんの転職のきっかけ
ちょうど、以前の長期案件も無事に終了し、フリーランスとしても再度取り組んでおりましたが、そちらもひと段落し、再び長期の案件として取り組むことができるものを探すこととなりました。
この際にも、3か月以上の長期条件を検討することで、福利厚生や、短期プロジェクトではない仕事に取り組むことができます。
このような案件を再度検討し、探していく中で、いくつか候補となる業界がありましたが最終的に転職先で決定しました。
「ノー二」さんが転職活動で重要視していたこと
ここでも同じように、長期案件で、福利厚生を考えると、3か月以上の案件を探すことが絶対条件となりました。
また同時に、フリーランスの時とは違って、移動のことも含めて考えると自治体をまたぐような働き方は生活スタイルに合わないのではと考え、公共交通機関で通勤ができる範囲内で検討することも重要なポイントでした。
さらには、公共交通機関を利用するということで、勤務時間や勤務時間帯についても非常に重要な検討材料となりました。
「ノー二」さんの転職活動の進め方
とくに、インディードやリクナビNEXTなどのWEBサイトを活用して様々な条件にマッチした内容を検索し、実際に先方に問い合わせたり、お伺いして条件等を把握し、またすり合わせなどを行なっていきました。
そして長期案件を探していたこともありますが、登録制の会社に関してはまずは登録を優先して各社で行い、それぞれの条件や案件を確認していきました。
その後、いくつか条件に合った内容の提示のあった会社とさらに詳細を詰め、就業に向けての準備を行い、転職を行いました。
あわせて読みたい
転職活動状況
- 在職中or退職後:退職後
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:3社
- 転職活動開始:2018年8月頃
- 転職活動期間:1ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年9月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
実際に条件を割り出し、交渉に赴く一連のスケジュール管理は非常に重要でした。
とくに長期案件を探し、福利厚生が揃っている会社を見つけるために様々なWEBサイトにて情報を集め、直接問い合わせを行なったり、登録制の会社の場合には実際に登録会場まで赴かなければなりませんでした。
1か月以内に探すことも決めていたので、ここの日程調整も短期間で行うとなると、かなり緻密なスケジュールとなりました。
しかし、結果的に期限を設けることで集中して対応にあたることができました。
「ノー二」さんが転職先を選んだ理由
前回よりは短い期間の長期案件ではありますが、引き続き、福利厚生を考え、長期案件として取り組んでおります。
また、給与所得ということになると、前職同様に、長期案件であれば国民健康保険ではなく、社会保険の適用を見込まれるということに加え、雇用保険の対象にもなりますので、フリーランスにはない待遇を得ることができます。
さらに、こちらも同じ理由にはなりますが、短期間であればフリーランスでもほとんど変わらない状況となるので、雇用関係を結ぶのであれば3か月以上は必須であると考えました。
転職後の詳細
- 業種:IT・通信系
- 職種:営業事務
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:派遣社員
転職後の業務内容
ここでも、営業事務全般を担うことになり、長期案件として取り組んでおります。
日程調整はかなり裁量を持って業務にあたることができるので、営業の強みを活かした勤務だと感じています。
同時に、事務的な部分に関しても、時間に囚われることなく取り組むことができるので、実際の営業を行なっている隙間や、終わった後に行うことにより、さらに裁量を持って業務に取り組むことができています。
また、営業についてはノルマはないものの、インセンティブも発生しているので、獲得件数が重要となっております。
「ノー二」さんの転職は「ちょっと成功」だった
実際に長期案件を探し、福利厚生を含めて転職先を考えましたが、期限を切ったことで集中して転職活動に取り組めた反面、もう少し数多くの会社について調べて対応をお願いしていくことも一つなのではないかと思いました。
しかし、全体としては条件に比較的適合した内容で契約を結ぶことができ、スムーズに業務に取り組むことができました。
ただ、短期間で調整を行なった場合、双方の微妙な認識違いなども発生する可能性もあるため、時間があれば様々な角度から考えることも時には必要かと思いました。
「ノー二」さんの転職を振り返っての感想
転職の全体的な感想としては、まずまずの状態だったかと思います。
当初検討していた3か月以上の長期案件で福利厚生を考えた内容となると比較的一致していたのではないかなと思います。
また、公共交通機関を利用しての通勤も可能な範囲で探すことができたため、移動についてもスムーズに行うことができ、通勤・帰宅にストレスを感じることなく取り組むことができています。
ただ、次回転職活動を行うことがあればもう少しゆとりを持って探すことも考えたいと思いました。
「ノー二」さんの今後の目標
今後はこちらの長期案件が終了次第、引き続き先方の要望があるか否かを確認し、再びフリーランス中心で考えていきたいと考えております。
理由として、あくまでもこの契約社会の中、個人事業主であっても雇用関係にあったとしても、個々人の状況に合わせた働き方を行なっていく必要性を感じるからです。
福利厚生を別とすれば、個人でスケジュールを考えて取り組んでいけるフリーランスもまた選択肢としてあるのかなと思っています。
「ノー二」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
転職活動については個々人の考え方一つだと思いますが、私はフリーランスの延長の中の雇用関係であると考えております。
ですので、終身雇用を目的とした転職ではない点で参考になるかわかりませんが、私の考える長期案件以上の長期間に渡る就業については、一か月と言わず、時間をかけて条件を洗い出し、各企業と調整を行なっていくことが必要ではないかと考えます。
私のようなスタイルの場合、やはり案件や生活スタイルを考えた条件を早急に洗い出し、すぐに取り組めるよう準備を行うことが肝要です。