大阪府にお住いの28歳男性「バレル」さんの「2回目の転職」で「ちょっと成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「バレル」さんが前職を選んだ理由
あまり仕事にこだわりはなかったので年収や働きやすさを重視して選びました。
その中でも決め手としては面接の際に会社の雰囲気が良かったことで、人が良い環境の様だったので長く働けるかと思い会社を決めました。
他に進められていた会社に比べ給料が良く、休みもしっかり問える点や残業が少ない点もポイントです。
また働きだした頃にも先輩がしっかりと仕事の仕方を教えてくれたので仕事内容についても働きやすい会社と感じました。
前職の詳細
- 業種:印刷業
- 職種:営業
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
- 在籍期間:5年未満
前職の業務内容
仕事内容はポスターなどの印刷をする時にデザイン担当者に同行してもらい、どのようなデザインにするかをヒアリングしていく仕事が基本でした。
その後、社内に帰りデザイナーが作成したデータを印刷にかけて、抜けや漏れがないかを確認して提出し、デザイン修正があれば対応してさらに色味の違いがあればご指摘頂きます。
最終的に原案が出来上がればその後は印刷に取り掛かり、原案通りのデザインで色味もあっているかを確認して、問題なければ納品する仕事でした。
「バレル」さんの転職のきっかけ
周りの友人に聞いた際に30歳になる前でも給料はこれぐらいもらうなど、周りの人と比べると給料が少なかったので転職しようと考えました。
周りでも転職している知り合いが多く、転職すると以前よりも条件が良くなったという話を聞くことが多かったので、30歳になる前にはと考えて転職を決めました。
実際にエージェントの所に通いだすと、世間的にも転職を考えている人が多く、大体の人は30歳前に転職をしていることや、条件が良くなる会社に転職できている人が多いことを聞きさらに後押しになりました。
「バレル」さんが転職活動で重要視していたこと
ブラック企業などでは短期間で何度も求人募集を行っていることを聞き注意しました。
またネットの口コミサイトも注意して調べて会社選びを行いました。
他にもアットホームや風通しが良いなど、会社の雰囲気が良い印象を受ける会社を重点的に探し、できる限りエージェントの担当者に職場の雰囲気を確認してもらうようにお願いしていました。
あとは面接に行き、現地で雰囲気を直接確認して、そのまま面接を進めるか決めていたので、最後まで会社の雰囲気がわかるように気を付けて調べました。
「バレル」さんの転職活動の進め方
リクルートエージェントに行き登録して、パーソナルデスクトップというネットサービスで自分で探したりエージェントから紹介してもらいながら探しました。
また月に何度かオフィスに行き転職活動の進捗を確認したり、働き先を見つけるためのヒアリングを行ってもらっていました。
それ以外ではエン転職に個人的に登録して、検索して条件が良いところを探し、リクルートエージェントに紹介してもらえないかの相談もしていました。
それ以外はネットで会社名と評判と入れて検索したサイトでよさそうな会社を探しました。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:30社~40社未満
- 内定社数:2社
- 転職活動開始:2018年6月頃
- 転職活動期間:6ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年12月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
会社に勤めながらの転職活動は在職中の仕事の波もあり調整が非常に難しかったです。
営業なので比較的自由に外出はできましたが、それでも客先での商談などで時間の調整ができず、面接に遅れてしますなど良くない印象を与えたこともありました。
他にも職務経歴書などの書類関係は普段仕事をしている空き時間に作成するのはなかなか根気がいりました。
本気で転職を考えて有給消化などを使用すればそこまで問題はないと思いますが、通常業務と並行して行う場合は時間の調整が難しいです。
「バレル」さんが転職先を選んだ理由
給料が少し上がる点です。
以前の会社よりも少し規模が大きくなることで働いている若い人が増えたので、前職より仕事の雰囲気が明るくなるかと思い選びました。
その他は前職と同じく、働く時間や休日数などと職場の雰囲気を重視していましたが、こちらも面接の際に事務所を見せてもらい、雰囲気が非常に明るかったので転職を決めました。
また、以前より自宅から会社が近くになった点も良い点でしたし、社内イベントが多く、プライベートと仕事が充実しそうだと感じたこともあります。
転職後の詳細
- 業種:メーカー系(電気・電子・機械系)
- 職種:営業職
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
大きな産業機械の機械パーツの製造職です。
大きな工場に行き、今使われている機会について不備がないかを確認し、交換頻度や現場作業者の使用感を確認して現状のパーツを継続利用してもらうか、もし新しい資材など提案事項があれば変更の提案を行います。
それ以外にも仕入商品で工場内の改善に繋がらる副資材(安全靴やグローブなど)があれば併せてご提案していました。
その他、1年に1回程ですが大きな機械導入の際に機械のご提案をしています。
「バレル」さんの転職は「ちょっと成功」だった
前職よりも給料は上がりましたがお客さんとの付き合いが増えてしまい、プライべートの時間が少し削られることになりました。
お客様もいい人が多いのでそこまでの負担ではありませんが、やはり休みの日にお客様と過ごすことが増え、まれに土曜日なども出勤すると増えた給料分のお金を何か営業活動に使っているような気がするのであまり大きく得をしたかは微妙な感じはします。
ただ以前よりも一緒に働く人で同い年の人も増えたので一緒に仕事をすると楽しい雰囲気にはなりましたから少し成功かと思います。
「バレル」さんの転職を振り返っての感想
転職するときは少し周りにばれないかやばれたときに会社に何を言われるかなど、隠れて転職活動を行うことが気持ち的にしんどいことが多かったのですが、いざ活動することで自分の仕事に対する強みや弱みを改めて認識できたことはいい経験になりました。
また前職を辞めてからも仲良くして頂いていた先輩と付き合いがあり、今の会社の状況を聞くと、辞めてから会社の状況がしんどくなっている話などを聞くと転職をしてよかったと再確認できます。
「バレル」さんの今後の目標
特に大きな目標はないですが今の会社で長く働き、定年まで働ければと考えています。
あまり大きく仕事環境が変わることや自分から挑戦と言うのは苦手なのでコツコツ仕事をしていき、少しずつ評価してもらい、できる限り長く仕事につかせてもらえると有り難いです。
他には若い人も多いのでその人たちにサポートをしながら会社が大きくなるお手伝いができればというぐらいです。
あまり大きな変動はいらないのでマイペースに成長していけると良いかと考えています。
「バレル」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
転職先を選ぶうえで自分が譲れない条件は必ず守り、それ以外に関しては今より良くなることは考えず、現状維持でも良いと言う考え方を持つのが良いと思います。
すべてが今より良くなる転職はあまり聞いたことがないですし、あまりそれを目指してもなかなか見つからないと思います。
さらにその条件に当てはまったと期待しすぎても実際にすべてが期待通りの待遇になるとは限らないと思います。
なので転職の時には絶対に譲れない条件以外は多少悪くなることも想定した心づもりが良いかと思います。