東京都にお住いの27歳女性「どっさん」さんの「2回目の転職」で「ちょっと成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「どっさん」さんが前職を選んだ理由
前職を選んだ理由は、新卒で就活をしていた際に、金融の軸で就活をしておりました。
その中で銀行よりも、人間力で勝負ができるという点から証券会社に憧れをいだき、インターンシップ等も経験し、証券会社1本で就活をしました。
大手から中堅まで受け、大手独立系証券会社に内定をもらい、就職いたしました。
面接官となった人事部の人の人間味のある、人を大切にしてくれるような雰囲気の会社でしたので、その会社を選び、入社しました。
前職の詳細
- 業種:金融・保険系
- 職種:営業
- 従業員規模:1001名~
- 年収:500万円~600万円未満
- 役職:主任
- 雇用形態:正社員
- 在籍期間:5年未満
前職の業務内容
前職の業務内容としましては、「営業」です。
営業といいますと、簡単にいうと、飛び込み訪問、テレコール、ダイレクトメールの3点をひたすら行い、新規開拓をして普通の個人の家にピンポンして飛び込んだり、電話したり、また会社へも訪問し、飛び込み訪問をして自らお客様をつくるという、1からすべてお客様を見つけてお金を預けてもらうということを行っていました。
人間力で勝負する営業でしたので、とてもハードな営業でしたが、自分にはとても身に付きました。
「どっさん」さんの転職のきっかけ
わたしが転職を考えたきっかけについては、証券営業がとてもハードだったことと、やりがいを感じられなくなったことです。
証券営業は世間でイメージ通り、ノルマもあり仕事もハードで、パワーハラスメントまではいきませんが、仕事が出来なければ怒られたり、数字を出さないと怒られたりもします。
更に、ノルマのために人のことを考えず自分の数字の為に行動する自分がいて、やりがいを感じられなくなり、転職を考えるようになりました。
「どっさん」さんが転職活動で重要視していたこと
転職先を探す際に、重要視していたことについては、「やりがい」を感じられるかどうかです。
とてもハードな仕事をすてばお給料もたくさんもらえます。
前職ではお給料も年齢的には、いいお給料をもらっていましたが、やりがいをなくしては、全く仕事が楽しくなく、出社するのも大変苦痛な毎日で、毎日毎日、時が過ぎるのを待つような生活になりました。
やりがいがあれば、お金ではなく日々を楽しくすごせるという点から「やりがい」を重視していました。
「どっさん」さんの転職活動の進め方
転職先を探す際に、どのように探していたかといいますと、「リクルートエージェント」の転職エージェントにまず登録をし、エージェントと面談し、いろいろ紹介をしていただきました。
いろいろな情報も教えていただき、とても親身になってもらいましたが、エージェントには財団のような非営利企業の求人募集がなく、(非営利企業なので載せれない)自分自身で探す方にシフトしました。
インターネットで登録したサイトの「DODA」と「ビズリーチ」で財団を検索し、見つけて、自身で応募をしました。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:2社
- 転職活動開始:2018年12月頃
- 転職活動期間:1ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年4月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
転職活動で苦労したことや工夫したことは、エントリーシートや履歴書、職務経歴書に力を入れました。
なぜなら、書類で落とされてしまうと面接までいけないので、まず会ってもらわないと自分をアピールすることもできませんし、自分の良さのアピールもできないからです。
職務経歴書には、細かく自分のアピールできる実績を書きましたし、新卒の就活の時以上に、自分と向き合った気がします。
履歴書もエージェントの人からアドバイスももらえたのでアドバイスに従って書きました。
「どっさん」さんが転職先を選んだ理由
転職先を選んだ理由としましては、営業ではない職をやってみたくて、営業以外で転職活動を行いました。
そこで営利企業しか働いたことなかったわたしが、初めて非営利企業の職種を見て、ぜひやってみたいと思い、志願いたしました。
営利企業と違い、非営利になるので180度考えや職種内容は異なりましたが、社会貢献のために、日本の為に、人のために役立つ仕事いう面で、とてもやりがいを感じ、新しい会社を選びました。
とても私にとっては世界観が変わりました。
転職後の詳細
- 業種:財団法人
- 職種:企画
- 従業員規模:11~100名
- 年収:400万円~500万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
転職後の業務内容としましては、非営利企業の財団法人でしたので、寄付等もありました。
営利を目的としない職種になるので、とても社会貢献と隣り合わせの職業です。
主にわたしは企画の部署に配属になりましたので、イベントやセミナーの企画を行い、社会に広めたり、社会とかかわり合う事を重視して企画担当をしております。
全く前職とは、仕事内容が違い、困った事や悩むこともありましたが、今となっては社会で生きてて少しは自分の仕事が役に立っていると思えるのでやりがいはありました。
「どっさん」さんの転職は「ちょっと成功」だった
転職は、現時点では「ちょっと成功」です。
なぜなら、自分自身の世界観が広がったこと、こんなに世界って見方によって違うんだと気づけたこと、そしてやりがいを感じられたことで自己中心的に数字を上げていた自分より少しは社会貢献を出来るようになったことです。
非営利企業ということもあり、人がとくに優しく、その方を見て、自分自身ももっと人に優しくなろう、社会貢献をして社会に恩返しをしようという気持ちに気付かせてくれました。
「どっさん」さんの転職を振り返っての感想
転職を振り返ってみて、感想としましては、上記でも話しました通り、世界観が変わったことです。
いままで狭い空間だけで数字だけしか追わない生活をしていたんだなと気づけたことは大きかったです。
数字だけおっていると生活も楽しくなく、楽しいはずのものもきっと楽しくなかったです。
でも、いまはやりがいを感じながら、ゆっくりではありますが、社会の一員として社会とつながっているきがして、楽しく仕事ができているので転職して良かったと思います。
「どっさん」さんの今後の目標
今後の目標としましては、これからは社会に恩返しをしていきたいと思います。
転職して、前職の上司もとても良い方ばかりでしたが、今の新しい会社の上司の方からいろいろ学ばせてもらってます。
人とのつながりは一生の宝であると言われました。
なので、せっかくいまの会社では社会貢献の出来る環境の仕事で、やりがいも感じておりますので、社会から学ばせてもらったことに感謝して、早く恩返しをしていきたい!!と思っています。
「どっさん」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
転職活動中はきっと不安なことばかりだと思います。
これが正解なのか、それか、そのまま今の会社にいた方がいいのか。
なんて、いろいろひとりで悩むと思いますが、まずは、一歩踏み出したことがとても大切だと思います。
エージェントにはなすだけでも、自分の糧になると思いますし、転職しなかったとしても転職活動するだけで、学ぶことはたくさんありましたので、ぜひ見る世界を広げて、自分の世界観を広げて、楽しくやりがいを持って仕事をしてほしいです。