東京都にお住いの25歳女性「1000y」さんの「1回目の転職」で「ちょっと成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「1000y」さんが前職を選んだ理由
元々、スポーツに取り組んできたので、身体のケアをする立場としてスポーツトレーナーになりたかったため、企業にもスポーツ選手のトレーナーになれる道が開かれている、企業に就職しました。
個人事業でスポーツトレーナーになるためには、どこかのマッサージ系の企業に所属をし、まずは身体のケアの仕方をしっかりと認知し、勉強した上でないと、厳しいと考えたので、次のステップとして前職の整体系の企業への就職をすることとしました。
前職の詳細
- 業種:サービス系
- 職種:整体師
- 従業員規模:1001名~
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
- 在籍期間:1年未満
前職の業務内容
前職の業務としては、主に店舗に出て、お客様の身体のケアを行うことです。
コースも様々な種類があり、オイルケア、フットケア、ボディケア、リンパマッサージ、小顔、整体、ハンドショルダーコースなどです。
これらのコースの手技を少しずつ覚えて、お客様に施術をしていき、新規のお客様をどれだけリピーターにするかが、業務の成果となっていました。
また、お客様の来店が少ない平日の昼間などに関しては、空き時間に店舗があるショッピングモールにてチラシを配ります。
「1000y」さんの転職のきっかけ
前職では整体師としての業務をこなしていましたが、ある時、施術のし過ぎで手首をケガしてしまい、使えなくなってしまいました。
施術自体も出来なくなってしまい、自分が業務中に出来ることとしては、フロントに立ってお客様をご案内することだけでした。
スポーツトレーナーを目指して整体師になりましたが、手首をケガしていては、その目標も当然達成できず、転職を考え始めました。
また、前職の給料面では見なし残業代であり、自分が頑張った分だけの残業代が一切もらえなかったというのも転職を考えたきっかけとなりました。
「1000y」さんが転職活動で重要視していたこと
転職先を探すときは様々な業種、業界の求人を検索しました。
現在はイベント会社に転職をしましたが、転職活動の際には人材派遣会社や、事務職、ホットペッパービューティーの店舗マネジメント、広告会社など、自分が少しでも興味を持った業界は必ず調べ、企業の面接を受けに行きました。
また、ホームページの情報だけにとらわれずに、エン転職の企業の口コミ評判も全て見てから、福利厚生が充実しており、自分はこの会社で仕事に励むことができるのかどうかを見極めることを重要視しました。
「1000y」さんの転職活動の進め方
転職先自体は「エン転職」や「リクナビNEXT」などから探していましたが、業界検索をして、業界一覧から、自分が知らなかった業界まで隅々調べました。
世の中にはどのような仕事があって、自分にはどんな仕事ができそうなのか、どのような仕事であれば自分は仕事に真剣に取り組むことができるのか、この先、当分は転職しなくても大丈夫なように、後悔の無い転職という面で、福利厚生や給料面もしっかりと見て、メモを取り、気になった企業には自分から応募していきました。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社~20社未満
- 内定社数:10社以上
- 転職活動開始:2019年3月頃
- 転職活動期間:1ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年5月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
転職活動自体は、前職の在籍中に行っていたため、休みの日や、遅番の日に積極的に多くの企業に面接に行かなければならず、多忙で非常に大変でした。
それも、転職をすると決断したのが、2019年2月であり、転職活動を開始したのが、2019年3月であり、前職では有給休暇が全く取れなかったため、4月中は絶対に休暇を取得すると決めていたこともあり、より多くの企業により短い期間でどれだけ内定をもらえるかが重要でした。
「1000y」さんが転職先を選んだ理由
現在の職業はイベントディレクターという全くの未経験の業種ですが、スポーツイベントの運営管理業務が主な仕事内容であったので、もともとスポーツの経験がある私にとって、自分が今までに積み重ねてきたことが生かせるのは支える側としてスポーツイベントに携わることであると改めて思いました。
また、アスリートのマネジメント業務も行っており、自分が今までに経験があるスポーツのアスリートのマネージャーになれるのも魅力的でした。
転職後の詳細
- 業種:イベント会社
- 職種:イベントディレクター
- 従業員規模:101~1000名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:契約社員
転職後の業務内容
イベントの運営管理業務と、アスリートのマネジメント業務が主な業務内容です。
イベントの運営は事前に運営マニュアルを作成したり、チラシやポスターを作成したりと、イベント内容、期日、会場など様々な部分の情報を事務局的に収集し、一つのイベントを作っていきます。
クライアントから得た情報を下請け会社に分かりやすく業務として伝達をし、チラシやポスターを作ってもらったり、運営事務局として、当日のスケジュールの作成をします。
「1000y」さんの転職は「ちょっと成功」だった
前職の福利厚生は有給休暇が取れない、毎日の残業代が見なし残業代となっており、どれだけ残業をしても残業代が出ない。
社員ランク制となっており、一番下の研修生ランクであると、給料が低く、月に手取り17万円でしたが、現在のイベント会社は手取り20万円は必ずもらえ、有給休暇も業務が入っている日以外は自由に取得することができ、リフレッシュ休暇として休日に2日付けて、連休の取得ができるような福利厚生もあるからです。
「1000y」さんの転職を振り返っての感想
前職はスポーツの経験があり、筋肉や骨の位置などの自分が知っている分野でサービスを提供できましたが、現在の仕事はイベントディレクターという、全く未経験の分野でした。
新規の事業というよりは、もともと受注をしていたイベントの運営管理業務を後輩がどんどん引き継いでいくスタイルであるので昔からの取引先との付き合いなど、しがらみも多い職でした。
しかし、転職をしたおかげで、休みもしっかりと取得ができ、生活リズムも変化しました。
「1000y」さんの今後の目標
現在は契約社員として、雇われており、今後は正社員としてんぽ道も開かれてくるのだろうか、と思っていますが、今後の目標としては、何か自分の技術や能力を見つけ、身につけていき、いずれは今よりももっと待遇が良く、語学や教員免許等、自分が持っている力を十分に出すことができるような仕事に転職できたらいいなと思っています。
そのためのステップとして、今の企業でもイベントディレクターという多種多様な業務をこなす技術を身につけたいです。
「1000y」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
転職活動をする人はほとんどの方(私の友人や知人)が休職期間中に行っていると聞いていますが、社会人としての休職期間というブランクがあるせいで、いざ転職をする際のお金が無くなってしまったり、家族に心配をかけ、支援をしてもらったりとデメリットが多いです。
そのため、皆さんがもし転職活動をするのであれば、在職中に隙間時間を利用して履歴書を書いたり、仕事が無い日に転職活動を行ったりしていく方が、おすすめできます。