兵庫県にお住いの32歳女性「たまご」さんの「2回目の転職」で「成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「たまご」さんが前職を選んだ理由
高校、大学とずっとアルバイトをしていた場所で、もともと接客が大好きで、日々楽しんで働いていた会社です。
私が住んでいた実家の最寄り駅から送迎バスが出ており、通勤も楽でしたし、兵庫県で観光名所として有名な場所であり、そこで働けているという誇りも大きかったです。
就職活動の最中に社員登用の試験をうけないかとお声をかけていただき、採用の内定をいただいて入社にいたり、他の会社もうけていましたが、悩むことはありませんでした。
前職の詳細
- 業種:サービス系
- 職種:観光施設での接客、バイト管理、総合事務作業
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円~400万円未満
- 役職:現場責任者
- 雇用形態:正社員
- 在籍期間:5年以上
前職の業務内容
入社一年目~はバイトさんと同じような接客業務中心で、遊びにこられたお客様に乗り物へのご案内をしたり、バーベキュー場での接客やレストランでの配膳業務などです。
二年目以降は現場管理の責任ある仕事を任せていただき、バイトさんのシフト管理や備品の購入、企画やマニュアルの作成、新規遊具の導入企画を主導したりと施設管理的な仕事をやるようになりました。
ただし繁忙の際は現場に降りていき、お客様の接客業務を優先的にやっておりました。
「たまご」さんの転職のきっかけ
当時交際していた主人との婚約がきまったからです。
前職は新卒のことからとても長く勤め、やりがいをもって20代を過ごした職場ではあったのですが、サービス業であるため休みも少なく、またバイトの集まりが悪い場所なので休日出勤要請も多くあり、夜も残業が多かったです。
主人が土日休みなため、交際の時からすれ違いが発生しつつありましたので、本格的に将来を考える人であったため転職を決意し、転職成功後すぐに入籍をしました。
「たまご」さんが転職活動で重要視していたこと
主人との結婚を考えての転職であったため、すれ違いは絶対にさけようと考えて、土日祝日休みの仕事であることを優先して考え、家事をできるようにするために、残業がほとんどない仕事であることを重要視しました。
給与は当然下がりましたが結婚を控えていたので、時間や休みを重要視しました。
また妊娠中も通える仕事がいいとのことも考えて、激しい動きのない事務所の仕事を選びましたので、おかげで結婚後、妊娠中もつつがなく勤めることができました。
「たまご」さんの転職活動の進め方
メインとしては「マイナビ転職」や「リクルートエージェント」、「タウンワーク」を主に使っておりました。
まずは私の条件である、残業少な目、土日休み、事務職を条件として自宅近くのところをいっせいに割り出しましたが、正規雇用にこだわらず正社員登用のある派遣も視野にいれました。
その企業様を一覧表にして整理をしていき、その後自分の優先順位をつけ、上から順番に電話やネット応募をし続けました。
出した応募は40件を超えていましたので、一日で面接を2~3件は過ごしたこともあります。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:退職後
- 応募社数:40社~50社未満
- 内定社数:2社
- 転職活動開始:2019年1月頃
- 転職活動期間:1ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年2月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
ほんの少しでも興味があれば候補とすることするで、譲れない部分を決めて、他は高望みを捨てることを大切にしました。
また、1社2社と応募をするのではなく、一斉に応募することしていきましたので、全ての選考状況を並行して進めることをしていきました。
ただしどこが何なのか全くわからなくなりますので、一覧表を作って応募履歴、面接履歴をわかるようにすることをしていたので、選考中でも他社比較をしていきました。
退職後であれば、面接は必ず午前午後に詰め込んでする勢いで、短期勝負のつもりで行動したことが良かったと思います。
「たまご」さんが転職先を選んだ理由
自宅から一時間以内で通える場所を中心にたくさん転職活動をしましたので、転職理由でもありますが、休みが充実している点も重視し、土日祝日休み、GW、お盆、年末年始休みの場所を選びました。
さらに事務職であることも重視しており、また残業の有無やその多さも重視しましたが、入社を決めたのは、面接をしてくれた女性上司の人柄の良さが決定打になった点が大きいです。
あと車通勤が自由な点も惹かれた理由として大きいです。
転職後の詳細
- 業種:商社系(総合商社・素材・医薬品他)
- 職種:経理事務
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
建築資材を中心に生活備品などにも手を広げている総合商社であり、私は経理ですが、仕入れ関連に深くかかわる部署でした。
商品の仕入れ納品書を確認しながら入出金価格に相違がないかのチェック業務を中心に、よく出ている商品の仕入れ交渉もしていました。(値下げ交渉含む)
納品が完了したあとの伝票を処理して利益を出したあとは、伝票のファイリングなどの軽作業もしていましたが、平均して一日1000枚近くの伝票を処理していました。(全営業所含めて。すべて本社で管理するため)
「たまご」さんの転職は「成功」だった
当時交際して結婚が近かった今の主人ですが、当時はすれ違いが多く破局の予感もありました。
しかし、短期間で休み、残業なしな部分が理想通りの職場と出会え、その後の結婚もスムーズでよかったと思います。
また入社して1か月以内に入籍したので迷惑をかけてしまったのですが、なんと会社から祝儀をいただきました。
妊娠中も通い続け、気遣いもしていただき、おかげでお金のため時である妊娠前にたくさん働けましたので、本当によい職場に出会えたと思います。
「たまご」さんの転職を振り返っての感想
大変だと世間ではよく聞きますが、大変とは感じませんでした。
しいていうなら電車代や写真代がかかりましたが、最近は書類返却してくれる場所も多く助かりました。
色々な職場に行きそれぞれ違う社風や社内を見て、担当者の方とお話しをできて楽しめました。
また退職も相当覚悟しましたし、最初から計画をもってやっていましたので、多大なストレスを感じることもとくになかったです。
転職活動は楽しむこと、そしてスピードをもってきめにかかることが重要だと思います。
「たまご」さんの今後の目標
色々な思いをむねに実施した転職活動ですが、育児において頼れる人がいなかったため、出産をきっかけに退職するはこびとなりました。
しかし、再就職を必ずしたいので、現在は育児をしながら資格の勉強をしていますが、可能なら、また人と接する仕事について、そこで簡単でも役職について、年収300万円以上を稼ぎ、退職金がでる場所に再就職をしたいです。
子供もう一人ほしいので、育児休暇が取れる場所を理想としています。
「たまご」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
私の知り合いで、気に入った会社を1社ごとに受けて、不採用がきてから次を探す人がいますが、そんな人は転職がきまるまで長い時間がかかってしまいますし、その間の転職活動の費用も多くかかってしまうと思います。
必ず譲れない部分を決め、それ以外は多めにみて広い範囲で会社を選んで応募をしてください。
よく婚活と同じと言われますが、高望みをすると決まるものも決まりませんので、やりたい仕事で選ぶのではなく、入った会社で輝ける仕事を見つけてください。