山口県にお住いの56歳女性「くろねこたま」さんの「4回目の転職」で「ちょっと失敗」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「くろねこたま」さんが前職を選んだ理由
私の実家が商売屋で、接客には慣れているし、対人は得意なのでスーパーのレジ店員を選びました。
転職サイトで調べたら、月に土日どちらかが、休みになるというのでしたが、面接へ行くと、それは嘘で土日が休めたのは、月たった3日だけでしたが、でも、前職より重たいものを持たないので選びました。
その後はレジ検定を受けて、レジ検定2級まで通り、諸先輩たちが、ここで、勤まったら、どこのスーパーのレジへいっても、大丈夫と言われて辛抱しました。
前職の詳細
- 業種:流通・小売系
- 職種:スーパーのレジ店員
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:契約社員
- 在籍期間:1年未満
前職の業務内容
とにかく忙しく、レジに立って「じーー」としていることは、なかったですが、常に見張られている感じがしました。
ちょっとお客さんが途切れると、すぐ籠整理やサッカー台を拭き掃除したり、たばこの補充ととにかく忙しく、トイレに行く暇がなかったくらいで、膀胱炎になってしまいました。
でも、私は、お客さんから、クレーム言われても全く平気で、籠に、どうやってうまくいれようかが、面白かったので、楽しく続けることができました。
「くろねこたま」さんの転職のきっかけ
好きな仕事でしたが、声がでなくなり、急に風邪ひいて、休みをなかなかとりにくい職場でしたし、勤務時間が毎日変わりました。
朝10時から夕方16時ですが、急に残業を言いつけられたり、お客様が少なくなると、急に帰りなさいといわれました。
ある日、帰りに勤務時間を常に見て帰りましたが、また人が月に1人は、辞めていました。
仕事はきついし、勤務時間が、まちまちで、全くこちらの要望を聞き入れてもらえませんでした。
「くろねこたま」さんが転職活動で重要視していたこと
まず、自分の体調を優先して考えましたが、前の仕事はフルタイムでしたが、現在の仕事は、9時から12時までで、たまに昼からの勤務が3時間ぐらい、月に4回程度あり体が楽でした。
勤務時間が短いので、力仕事できついですが、短い分家で休養ができましたが、色々仕事を変わり、仕事って何でもきつい、お金を儲けるのは大変だなあとつくづく思いました。
今更年期で色々症状があるので、急に休める職場か面接時に聞きましたが、あなたの代わりは、いくらでもいるし、遠慮なくいってくださいといわれましたので、安心できました。
「くろねこたま」さんの転職活動の進め方
「バイトル」や「タウンワーク」も毎日みましたし、求人情報誌などをスーパーで持って帰ったり、最終的には公共職業安定所へいって探し回りました。
公共職業安定所の相談員の方が皆親切で、私のことを考えて下さり、自分が、職安のネットで調べるより、良い情報を持っておられたので良かったです。
私はパソコンが初心者で上手く使えませんでしたが、パソコン講座もありますよと教えていただき、3回ぐらい職業安定所いって現在の職場に就職することができました。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:退職後
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:1社
- 転職活動開始:2018年10月頃
- 転職活動期間:5ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年1月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
転職は、苦労しました。
まず、仕事探す半年前に、乳がんになってしまいましたが、手術を早期にしたので大事には至らずに済みましたが、一時は痛くて、家事炊事以外何もできませんでした。
症状がおちついたところで、お金の工面が必要でしたので職安へ行ったり、求人サイトをみていましたが、今頃は求人サイトが、豊富でありがたいと思いました。
乳がんの手術後は、出かけるのも大変でしたから、本当に助かっていましたが、自分の体力と休みが頂けるかと重視して転職先は決めました。
「くろねこたま」さんが転職先を選んだ理由
前職も大好きな仕事でしたが、更年期で大汗が出て風邪をひくことが多かったのですが、声をださないと仕事になりません。
なのに、風邪で声がかれてしまい、気を使いすぎて治そうと思えば思うほど、風邪は長引いてしまい、悪循環でした。
スーパーなので冷房がありますが、冷房に弱い私は、汗が冷えて寒くなるし、着るものに、色々気をつけましたが、結果、治らないまま、前職は辞めました。
そういった経緯があるため、転職後の仕事はレジのように声ださないですむので選びました。
転職後の詳細
- 業種:サービス業界(ホテル)
- 職種:皿洗い
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:アルバイト・パート
転職後の業務内容
ホテルでお客様が朝食バイキングを食べられた食器類、おぼん、スプーン、はしなどを下げて、押し車にのせて運び、元洗いしてから洗浄機にかけ、その後、熱い食器類をさまして、元の保管場所に片づけていきます。
保管場所がそれぞれ決まっていて、有田焼とか、高級な大皿もあるし、こけないように、しっかり手にもって割わらないように気をつけました。
ホテルなので洋食器やグラス類が多く、一つひとつすごく重く感じました。
「くろねこたま」さんの転職は「ちょっと失敗」だった
仕事はきつかったですが、2月もすると覚えて何でもできるようになりましたが、先輩の仕切っているお年寄りから徹底的にいじめられました。
その人のせいで、10人以上辞めたと知り合いから聞きましたが、私は仕事をいっぱいかわっていて後がないと思ったので、その方のご機嫌伺しながら仕事しました。
あまりにひどいので、同僚の同年代の方が「大丈夫?」と、いつも気を使ってくれていて、やはり、誰かひとり味方がいると、つらいことがあっても耐えられます。
「くろねこたま」さんの転職を振り返っての感想
やはり、お金をもらうというのは、色々な面で大変だと実感しましたし、どこへ行っても人間関係が発生するので、我慢をすることは大切だと思いました。
昔は20歳で保育士関連の資格をもっていましたが、採用されず、結果として市の給食調理員になりましたが、若いので、いじめを受けていました。
短大卒なので、2つ上の先輩より、給料がちょっと多かったのですが、それを知った2つ上のその人が、私につらくあたりました。
若い人は3人でしたが、いつもつらくあたってきましたが、1年も耐え続けていたところ、年上の先輩が私にすごくよくしてくれましたので、耐えれば、状況は変わります。
「くろねこたま」さんの今後の目標
今後は、体調をみながら、仕事をつづけていく覚悟です。
意地悪な先輩も、今は少しだけ怒鳴られる程度になりますが、、極端に回数が減りましたが、寂しさや何かあったりすると、人に当たりたい気持ちもわかりますが、そういった人は可哀想な人だと思います。
今後は、様子見ながら自分を守っていきながら、仕事していき、少しでもその方の良い点を見つけ、悪い点を見ないようにしようと思います。
常に笑顔でがんばります。
「くろねこたま」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
就職活動は本当に大変です。
私の息子は東京の大学へ入り、2年でまた受けなおし、またその大学以上の大学へ進学し、今は大学3年生で24歳です。
大学3年生のときに、急に「起業家になりたい」といって1年休学しましたが、結果が出ず儲からなくてやめるようで、4月から復学してまた就職活動をしています。
一人っ子なのでできますが、本当に息子にはお金がかかりましたが、起業家で苦労した分うまくいってほしいです。(私が人に聞いた限りでは、起業家の成功確率1パーセントだそうです。)
転職は「とにかく負けないこと」と「根性」だと思いますが、笑顔で自分のテンションあげて頑張ってください。