滋賀県にお住いの30歳女性「おすんママ」さんの「3回目の転職」で「成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「おすんママ」さんが前職を選んだ理由
小学生の頃から人の髪の毛を纏めたり編み込みしたりするのが好きで、よく同級生の髪の毛を休み時間にアレンジしてました。
三姉妹ということもあり、妹の髪の毛を可愛く結ぶ事も良くしていたので、中学生の頃にはヘアセット専門の人になりたいと思っていました。
ですが田舎と言うこともあり、ヘアセット専門店は個人のお店しかなく、人でも足りてると言われたので、高校卒業後に美容室に就職し、通信で3年専門学校に通い美容師免許を取りました。
前職の詳細
- 業種:サービス系
- 職種:美容師
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円未満
- 役職:なし
- 雇用形態:アルバイト・パート
- 在籍期間:5年以上
前職の業務内容
初めはお店の何処に何があるのか、そして物の名前は何かをただひたすら覚える事をしました。
その後「お流し」と言って髪を切る前に頭を濡らす事を覚え、電話対応を覚えらシャンプー、カラー、デジタルパーマ、ストレートパーマ、ブローなど順番に覚え、全て店長のチェックに合格してからお客さんの施術に入るという形でした。
かなり忙しいお店だったので、入社3日ぐらいは自分で引き出しをあけて何があるかを覚えてと言われたこともあります。
「おすんママ」さんの転職のきっかけ
初め美容室に勤務した時は実家から20分ほどで行ける場所ということもあり、通勤にそこまで時間がかからないし、ヘアセット専門で働くためスタイリストにならないとと思っていましたが、結婚した時に実家を出ることになり、同じ店舗の別のお店に配属になりました。
出産、育児、職場復帰をした時に、職場が遠すぎて子供の準備と自分の準備などバタバタしてしまいますし、時間に余裕が無さすぎて疲れきってしまったので、近場で転職をと考え始めたのがきっかけです。
「おすんママ」さんが転職活動で重要視していたこと
扶養範囲内での転職と通勤時間、子供がいるのである程度時間の融通がきくという3点は結構重要視していました。
私の両親、旦那の両親共にまだ仕事をしているので、育児のお願いは出来なかったので、必ず私が迎えに行かなくては行けない事もあり、時間の融通と職場の近さはかなり考えました。
また扶養を抜けるの子供が小さいうちは無理だと思っていたので、正社員で働くのではなくパートで雇ってもらえる美容関係の仕事を探せて良かったです。
「おすんママ」さんの転職活動の進め方
美容師をしている時になかなか朝起きるのが辛いことがあり、でも接客兼サービス業なのですっぴんで仕事をすることが許されませんでした。
マスクを付けても目元と眉毛はしっかり化粧しないといけなかったので、朝の用意を早く済ませるためにマツエクを何年も付けていました。
そのお店でいつも指名している方が同じ系列店のブライダルをされている方だったので、その方に新しい社員を探していると言われ、一緒に仕事をしようと誘われたので、ハローワークにいったらは情報誌をみたりはしていません。
転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:1社
- 転職活動開始:2019年4月頃
- 転職活動期間:1ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年5月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
全く違う職種を変えてしまうと、全然違う資格が必要になったりする事が嫌だったので、転職するのであれば同じような職種になるようにした事です。
苦労したのは美容室で働く時はどんな髪色でも許されていたので、毎回染める時にブリーチをしていましたが、アイリストは同じ美容関係でも目元メインなので、髪色を抑えるように言われたのですが、何度も色を抜いているので、暗く染めてもすぐに金髪に近いような髪色になってしまったところです。
「おすんママ」さんが転職先を選んだ理由
前職と同じ美容系の仕事に付きたいと思っていました。
前の職場が自宅から1時間ほどかかり遠かった事もあり、子供の保育園の時間の都合もあったので、正直しんどかったです。
アイリストを選んだのは全く違う職種は仕事ができる自信もなく、アイリストなら美容師免許を活かす事ができますし、ずっと通っていたお店ということもあり、一緒に働かない?と誘われた事もあったので、家から近いし働く時間も長くなると思い、転職を決意して美容師を辞めてすぐ、この職場に就職しました。
転職後の詳細
- 業種:サービス系
- 職種:アイリスト
- 従業員規模:11~100名
- 年収:300万円未満
- 役職:なし
- 雇用形態:アルバイト・パート
転職後の業務内容
入社してすぐある程度の物の名前を覚えました。
しっかり新人さんに向けての研修もされていたので、しばらくは業務に付かず研修でひたすらアイリストについて、物の使い方などの勉強をしました。
その後はお店に売ってるつけまつ毛を使い、まつ毛1本1本に真っ直ぐにマツエクを着けるという作業をただひたすらしてました。
家でもペットボトルの蓋につけまつ毛を引っつけて1本1本つける練習をしていました。
慣れてきたら従業員の方の目に付けさせてもらっていました。
「おすんママ」さんの転職は「成功」だった
何年も自分がお客さんとして通ったお店なので、ほんの少しですが、お店の事を知っていたので、最初がスムーズでした。
しかも転職先には自分の知り合いもいますし、人間関係で悩む事も少なかったです。
転職前にこういう風にマツエクは付けるんだよと個別に教えて貰ったこともあり、同じように入った人よりも練習期間も長かったのも良かったなと思います。
また職場が近くなったので保育園のお迎えにも余裕が持てるようになったし、その分多めに働けるのも成功です。
「おすんママ」さんの転職を振り返っての感想
転職をするのはまた1からスタートしなければいけないので、それが面倒くさくてなかなか前に進むことが出来ないと思っていましたが、ほんの少しのきっかけで転職することが出来たことに嬉しく思います。
転職して全てが良かったとは言いきれない所もありますが、やりがいのある仕事に付けて子供との時間も増えて、自分自身にゆとりが持てました。
転職前はイライラすることも多かったですが、自分の時間もできるようになったので、良かったです。
「おすんママ」さんの今後の目標
子供が2人いて、まだ下の子供が保育園なので無理ですが小学生になったら正社員として働きたいなと思っています。
また去年マイホームを購入したので、いずれは増築もしくは改築し、自宅の一室で自分のお店をオープン出来ればいいかなと思います。
まだまだ先の話ですが、自分のお店で人に使われることなくゆったりとできればなと思います。
その為にももっと色々勉強して美容師免許以外の資格もとりながら常に最先端の勉強をしようと思います。
「おすんママ」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
転職といってもその人によって立場が違うと思います。
独身の方ならある程度時間の融通も聞くので、若い内に色んな企業をして知恵を付けることも大切方の思います。
結婚したいる主婦の方であれば子供がいる中で転職となると次の職場が子供がいるという事をしっかり理解してくれるのかと不安に思うと思いますが、今の仕事に魅力を感じないのであれば、思いきって転職するのもありだと思います。
経験の意味も踏まえれば違う職種に着いてみてもいいかなと思います。