東京都にお住いの20代男性「ノリヒサ」さんの「1回目の転職」で「成功」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「ノリヒサ」さんが前職を選んだ理由
ITサービスベンダー・エレクトロニクスメーカーの大手へ入社しました。
選んだ理由としては、やりたかったことが様々な業種業態のお客様をシステムの側面から効率化や効果を出すために支援をして、お客様のビジネスを加速させることが社会へのインパクトも強くやりがいが強いのかなと思って選びました。
これは、ほぼその通りであり金融機関を担当して、新カード発行の案件を携わる中でその喜びはありました。
また、東証一部上場の企業ということで安定性が高く自身が落ち着いて就業できそうだというのも決めてとなりました。
前職の詳細
- 業種:IT・通信系
- 職種:営業
- 従業員規模:1001名~
- 年収:400万円~500万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
前職の業務内容
ITサービスベンダー・エレクトロニクスメーカーの営業職として、金融機関向けに基幹系システムから事務システムまでITサービス(スクラッチ開発SIとアドオン開発SIを含む)・ハードウェア・ソフトウェアの営業をしてきました。
深耕型の営業であり4人1チームで1社を専属担当していました。
具体的には、顧客へ現状のシステムや経営課題をヒアリングして、必要なシステム等の仮説提案をし受け入れられば御見積と契約事務という流れとなります。
また、システム構築中のトラブルなどもエンジニアとともに対応を行っていきます。
「ノリヒサ」さんの転職のきっかけ
転職活動を始めた2018年は「働き方改革」による業務時間削減が実施された年でした。
前職も終電近くまで働き週80時間以上残業をしていることも多かったのですが、20時にはオフィスに人がおらず、2018年では週30時間以内の残業となりました。
これ自体の方向性は大いに賛同するものであり、多少ですが身体も楽になった気はしました。
しかしながら、評価体系は追いつかず、今までの残業に依存した給与体系のままであると、ガクンと給与が下がったのが実態です。
2年目の年収(税引前)が450万円だったのに、4年目の年収(税引前)が320万円(税引前、想定)に下がる事態になった時に、「なんで、技術も知識も向上してより高度な業務に上がっていくのに給与が減るのだろうかバカバカしい」と思ってしまったのが転職を考えたきっかけです。
「ノリヒサ」さんが転職活動で重要視していたこと
裁量が大きいスタートアップやベンチャー企業を再重要視していました。
「大企業のままの方が安定していていいのでは?」とも思いましたが、前職は後30年は会社自体はなくならないとは思うものの、自分は何をしているのかはイメージができませんでした。
それは時流が早くビジネスモデルが何度も何度も生まれ変わるからです。
前職もその波に飲まれまいと必死になっていますが、意思決定が遅かったり明確でないために様々な歪が出てきているように私は感じました。
大企業ならではの、サラリーマン経営の中では、一社員の自分がどうこうすればよい方向に進むという舵を切ることは不可能であり、ビジネスの方向性が他人任せの運任せとなるなと思ったため自身が意思決定ができて裁量が大きい企業を目指しました。
私は、それよりかはスタートアップやベンチャー企業を大きくして波に乗せる中核を担う方が納得がいくし性に合うと思いました。
「ノリヒサ」さんの転職活動の進め方
転職先はまずはリクナビネクストのような求人媒体から条件を絞って探していました。
しかしながら、ベンチャー企業という項目で絞ったとしても多数の企業が存在したためどこに応募したらよいかわからなくなりました。
その時に友人からギークリーやパソナ等のエージェントサービス紹介キャンペーンを教えてもらい実際に行ってました。
その時の担当者の質がそれほど高くなかったため2社はその後利用せずパーソルキャリアのエージェントさん経由で転職活動をしました。
こちらの要望を踏まえて求人を進めてもらい応募ができるので管理工数が下がり便利でした。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:在職中
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:2社
- 転職活動期間:2ヶ月以内
- 転職先の入社日:2018年8月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
苦労と工夫両方に当たりますが、自身が前職で行っている業務を客観的に説明することが最初はとても難しかったです。
それは売上目標を常に追い続けたりするなどの数字面での評価をされてきただけではなく、定性的な評価が重視されて来た点にもあります。
私は、数字を追った経験を少ないながらも取り入れるとともに、この業界職種の場合相手に何を伝えれば届きやすいかをエージェントさんによく相談していました。
客観的に自身の状況や職務内容を把握できる人を1人は見つけておくといいと思います。
「ノリヒサ」さんが転職先を選んだ理由
前職がよくも悪くもお客様のビジネスありきになってしまう側面があり、それよりかはどうやったらコンシューマーに刺さるコンテンツや商品をつくるかをやりたいなという思いが強くなった為に転職活動を行っていました。
その点において、転職先では自身がもつWebサイトをプラットフォームとしてコンシューマがどうやったら製品を買ってくれるか逆に製品を提供する側の会社がどうやったら沢山の良質な製品やサービスを提供してくれるかを考えて施策を実施するのが仕事になるので志向とマッチしていると考えました。
転職後の詳細
- 業種:IT・通信系
- 職種:WEBディレクター
- 従業員規模:11~100名
- 年収:400万円~500万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:正社員
転職後の業務内容
現職で手掛けているWEBサービスにおいて、コンテンツ企画段階からユーザー行動分析を行い、機能改善を含めたサイト運営のディレクション業務を行っています。
ディレクション業務内容は上記だけではなく目標管理、人材配置や採用、コールセンター管理等多岐に渡ります。
根幹にはWebサービスを利用してもらうユーザーの立場に立った時に、利用価値の高いWEBサイトを企画や戦略を組み立てて、戦略の実行をするという役割と業務をになっています。
「ノリヒサ」さんの転職は「成功」だった
給与が30%程度UPしたことと、自分のやりたいことがマッチしたためです。
自身のやりたいことは繰り返しとなりますが、どうやったらコンシューマーに刺さるコンテンツや商品をつくるかをやりたいなということでした。
その点において、転職先では自身がもつWebサイトをプラットフォームとしてコンシューマが「どうやったら製品を買ってくれるか」、逆に「製品を提供する側の会社がどうやったら沢山の良質な製品やサービスを提供してくれるか」を考えて施策を実施することを仕事に出来ました。
また、Webディレクターという役割がそれを実現できる舞台であるため転職活動は成功したと言えるでしょう。
「ノリヒサ」さんの転職を振り返っての感想
給与が30%程度UPしたことと、自分のやりたいことがマッチした等の転職活動が成功したと言えることが満足感につながっています。
一方で最初からうまく言っていたわけではなく、自身がやりたいころ、例えばコンシューマーに刺さるコンテンツや商品をつくるかをやりたいなということを言語化していくことも大変でした。
偶然ではありましたが友人からエージェントサービスを教えてもらったことで、チームで客観的に転職活動を行えた事が成功できた要因だったと思います。
「ノリヒサ」さんの今後の目標
現職ではwebサービスを中心に、三年後の上場を目指して日々行動しています。
まだ3年目の企業ではありますがサービス開始から、多くのユーザーと企業からご利用頂いており、求められる機能や付加価値も多く高度になって来ました。
これからはより多くのユーザーの意見や感想を取り入れながら、新しい機能やコンテンツの充実に注力していき、多くの方々に不可欠な存在になっていけるように、Webディレクターとして決断を繰り返していけるになることが目標です。
「ノリヒサ」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
転職活動は1人で行うよりも、転職エージェントさんを含めたチームで行うべきです。
苦労したこととして、自身が前職で行っている業務を客観的に説明することが最初はとても難しかったとあげましたが、その他にも給与面や複数応募等でエージェントさんは頼りになります。
面接する会社にもヒアリングを重ねたりされて言うのでの相手に何を伝えれば届きやすいかをエージェントさんからは具体的に教えてもらっていました。
客観的に自身の状況や職務内容を把握でき、交渉をしてくれる人を1人は見つけておくといいと思います。