山梨県にお住いの30代女性「みみ」さんの「4回目の転職」で「ちょっと失敗」だった転職体験談のご紹介です。
目次
「みみ」さんが前職を選んだ理由
ケータイショップ業界では有名な職場で、環境がとてもよい会社とのことでした。
紹介予定派遣だったので、実際に働いてみて、環境の良さに惹かれて本格的なお勤めをスタート致しました。
給与は平均的な賃金よりやや少なめでしたが、その分、従業員のやる気や周りの優しさ、何よりもやりがいを出させてくれた環境はとても居心地が良かったです。
なので、私は転職を考えた時、まずは派遣会社に相談をするようにしています。
いきなりだと、内部がわからずに怖いので。。。
前職の詳細
- 業種:IT・通信系
- 職種:ケータイショップ事務
- 従業員規模:101~1000名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:契約社員
- 在籍期間:3年未満
前職の業務内容
一般事務として、入力業務や修理端末の確認業務がありました。
在庫の管理や品出し、あとは、電話の対応やお年寄り向けの電話教室講師など接客を担当することもありました。
ケータイ電話のフィルム貼りやスマートフォンの初期設定など、窓口のアシスタントもさせていただきました。
お金の管理や資料の袋詰めなど、マルチに活動をさせて頂いていました。
後、特殊なものとしては、インカムで窓口スタッフの応援もして、契約をとったら褒めるなど、お店独自のお仕事もありました。
「みみ」さんの転職のきっかけ
一人暮らしを前職でさせて頂いていたのですが、体調不良で休みがちになり、家でも家事ができずに大変困った時期がありました。
元々身体が弱かったので、一人だけの暮らしが急に怖くなったのと、寂しい生活が続くことに不安があったのが原因です。
私生活で充実していたら続けていたいような素敵な職場だったので、とても残念でしたが、もし大変だったらまた戻っておいでと気軽に言って頂いたので、少し甘えた気持ちですが、退職に踏み切りました。
「みみ」さんが転職活動で重要視していたこと
前の職場が人がとっても良く、悪口は聞こえずに辞めたいという人も全くいない完璧な職場でした。
なので、転職してなるべく人で苦労をして幻滅したくなかったので、派遣の方から見て人が良く、馴染めるところを希望しました。
後は、ずっと固定で働きたかったので、紹介予定派遣として、企業と自分が働いて行けると判断した上での正規雇用をしてくれる職場を探しました。
いい意味でも悪い意味でも、その会社できちんとやって行けるのか分かるので、紹介予定派遣という括りにはこだわりました。
「みみ」さんの転職活動の進め方
ずっとお世話になっていた派遣会社と、それに加えて新たな派遣会社に登録をしてお仕事を探しました。
ずっとお世話になっていた会社は山梨県の小さな会社で地域密着型の頼りになる会社で、新たな派遣会社は大型の応募件数の多い会社です。
その2つの派遣会社さんの意見や派遣先を見て、自分に合っている、やりたいと思える企業を選択いたしました。
働く前からどういう方が面接官でどんな雰囲気での仕事なのかを細かく聞き、なるべく自分の居心地の良い職場を探しました。
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転職活動状況
- 在職中or退職後:退職後
- 応募社数:10社未満
- 内定社数:1社
- 転職活動開始:2018年2月頃
- 転職活動期間:1ヶ月以内
- 転職先の入社日:2019年1月頃
転職活動の苦労や工夫したこと
すんなりと決まったので、特に苦労をしたところはありません。
以前から派遣会社にお世話になっていたのもあり、派遣についてインターネットで調べたり、どんな求人があるのかを把握していたので、決めるのにも時間はかかりませんでした。
あとは、工夫としては、派遣会社の担当さんに、事前にどんな作業なのか、どんな人たちがいる職場なのかを沢山聞くようにしました。
すでに派遣として雇っている方にお話を聞いてくれたりと、親身になって下さいました。
「みみ」さんが転職先を選んだ理由
やはり、派遣会社の方と相談して、私に合っているお仕事とのことで入社しました。
こちらの仕事は、一般事務の業務に加えて、ある程度落ち着いてきたら海外へ出張へ行き、販売業務もあるとのことだったので、お仕事で海外に行けるところが決定打になりました。
私生活で海外に良く行き、英語もそこそこ喋れたので、もう少しステップアップしたいという思いと、海外へ移住を検討して両親に却下されたので少しでも実現したかったので、魅力的でした。
転職後の詳細
- 業種:商社系(総合商社・素材・医薬品他)
- 職種:ジュエリーの営業補助
- 従業員規模:101~1000名
- 年収:300万円未満
- 役職:特になし
- 雇用形態:派遣社員
転職後の業務内容
主な業務は、お客様から頂いた商品を発注して工場に指示を出すことです。
お客様によって入力方法や価格が違うので、初めはとても戸惑いました。
在庫のある商品は発送の準備をし、修理に出す商品をお客様から送られてきたら、その商品の修理指示を出すなど、ジュエリーパーツ販売の指示役を担っています。
電話対応も多く、在庫の確認やいつ商品が出来るのか、納期を早められないかの確認を工場にするなど、一つ一つが急ぎの作業なので、毎日が戦争です。
「みみ」さんの転職は「ちょっと失敗」だった
体調が優れないのに、お仕事が忙しすぎました。
人が良い職場と相談してあったので、職場の方には恵まれて可愛がってもらってはいますが、もう少し自分の体調を配慮してから職探しを始めるべきだったと後悔しています。
後は、前職の職場が良すぎた部分があったので、やはり、どんな職場に行っても、前の職場と比べて環境が悪く感じてしまい、前職が恋しくなりました。
自分の理想通りではありますが、働いてみて、思うところは多々出てきました。
「みみ」さんの転職を振り返っての感想
まず、焦らないということは肝に命じて行動をさせていただきましたが、海外に行けるというだけでテンションが上がり、少し焦ってしまった気がします。
体調不良は事前に分かっていたので、もう少し自分に甘くしてあげても良かったのではないかと思います。
ただ、やはり派遣のお仕事は、中のことがある程度分かった状態で働き始められるので、やはり、就職をするのなら、まず話しを聞きたいのは、派遣会社の担当さんかなと思います。
「みみ」さんの今後の目標
とりあえず頑張ることが目標です。
派遣会社の担当さんが丁寧に親身に対応して下さるので、へこたれながらも頑張れています。
上司も、続ける勇気が必要な職場だと言ってくださっているので、毎日出社をすることが今の目標です。
そうして慣れていき、色々なことが任せていただければ、前の会社のように楽しく仕事を続けることが出来ると思っています。
やはり、人間嫌になると頑張らなくなるので、楽しく働けることを大前提に、修羅場を乗り切っています。
「みみ」さんから転職活動中の方への一言アドバイス
まず、就活をする際に、どんな職場が理想なのかをノートに書き出してみる。
自分がどんなことが不得意でどんなことが得意かをとにかく書き込むことが大切です。
そうすると、どんなことなら楽しく続けられるのか、見えてきます。
私の場合は、人間関係が重要で、海外に関連していたら嬉しいことが分かったので派遣会社を利用しましたが、もしも給与面が重要なら高給の仕事を探してみるなど、自分の優先順位をあらかじめ決めて注意深く探すと良い職場が見つかるように思います。